心のデトックスは人それぞれ~心地よさを大切にしよう
2019年2月13日
カテゴリー: 自分磨きコラム
何となく気分が乗らない時や、何かするにも面倒だなって感じる時ってありませんか?
そんな時があったら、どう過ごしていますか?
今月は「心のデトックス」が私のテーマのようで、ご相談や友達との会話の中で「心のモヤモヤを解消する最適な方法は何か」という話題が多いと感じています。
私の場合は
「ひたすら飽きるまでだらける」
「友達とおいしいものを食べに行く」
「ひとりでカフェタイムをゆっくり過ごす」
ことが多いですが、自分が心地よいと感じることをして過ごすのがベターという考えです。
身体を動かすのが好きな方は、ランニングしたりヨガも良いかもしれませんし、ゲームが好き方は、とにかくゲームを楽しむも良さそうですね。
誰かに話を聴いてもらうのも良いかもしれません。
心地よいと感じることは、人それぞれ違うので「これが正しい」という正解はありませんし、押し付けるものでもないと思っています。
ただ、最近気になっているのは「これがオススメ」と勧められたことを、違和感を抱えながらも続けて、余計に「心のモヤモヤ」が貯まってしまっている人が多いということです。
心のモヤモヤは、ちょっとした違和感から生まれる
例えば「心がモヤモヤしたら、友達に話をして全部吐き出したらいいよ」と言われて、話すことが苦手なのに、一生懸命話そうと頑張るケース。
事前に了承を得ていたので事例として紹介しますが、これは私の友達の話です。
彼女は自分のことを「じっくり丁寧に言葉を選んで話すタイプ」と考えていて、一度口に出した言葉は取り消すことができないため「自分の気持ちを話して伝えること」を苦手と感じています。
そのため「話をして全部吐き出したらいい」というアドバイスを受けて、うまく話せなくても大丈夫な旧友の私に声をかけてくれたのですが、見るからにしんどそうでした。
ただ、彼女は話すことは苦手と感じていましたが、書くことは得意で自信も持っています。
彼女と一緒に「心地よいと感じることは何か」と考えた時、彼女も私も「自分の気持ちを書き出すこと」ではないかという考えに至りました。
書くことを仕事にしている彼女。
「ひたすら書くことばかりしていても、モヤモヤは消えない」と思っていたようですが、「心地よいと感じることは何か」と思い巡らせた時、一番最初に書くことが浮かんできたようです。
実際に自分の気持ちを書き出すことを始めた彼女は、徐々に心が晴れやかになって笑顔が増えてきました。
彼女にとっては書くことが「心のデトックス」に最適だったのです。
逆に、話すことが大好きな人が自分の気持ちを書き出そうとトライしても、面倒になってしまうことが多いと思います。
心地よいと感じることは、本当に人それぞれです。
今回、彼女が話していたことで印象的だった言葉があります。
「最初の小さな違和感を信じればよかった」
「この違和感が心のモヤモヤをさらに大きくしてしまった」
「思い返せば、最初のモヤモヤも小さな違和感をごまかしていたからかもしれない」
人それぞれ感じ方は違うにせよ
「何となくしっくりこない」
「心がざわざわする」
「温度感が違う」
「雰囲気が合わない」
といった違和感を無視しない大切さを彼女と話すことで気づくことができました。
▲私の「心のデトックス」のひとつは、高校の時からの友達とおいしいものを食べに行くことです。色々な話を聴いてくれて、いつも応援してくれて、感謝してもし尽せません。今日は、札幌プリンスホテルの期間限定「天空のアフタヌーンティー」を楽しんできました。ちなみに私にとってはInstagramに食べたものをpostすることも「心のデトックス」のひとつです。
わくわくしたらやってみる。違ったらやめても大丈夫。
彼女との会話の中で「違和感」というキーワードから派生して話題となったこともご紹介します。
それは「行動軸は何か」ということです。
私の行動軸のひとつは「わくわくしたらやってみて、違ったら無理に続けることをやめる」ということ。
やってみないと合う合わないは分からないので、興味を持ったことはまずはやるようにしています。
ただ、「心のデトックス」同様、違和感を覚えたり、足が向かなくなったら、潔くやめるようにもしています。
20代の頃は「コツコツ継続することが美学」みたいな考えがあったので、今とは違い1度始めたことをやめることに抵抗感がありました。
ただ「なんか違うな」と感じながらやり続ける時間はもったいないとふと気づいたのです。
それからは、自分が心地よく感じたり、楽しめたり、成長したいことに、時間も心も集中できるよう心掛けています。
そうすることで、自然と心のモヤモヤも減らせていけているようにも感じています。
とはいえ、本当にちょっとしたことでモヤモヤ君(私の中では男性のイメージ)は登場してくるので、うまく付き合っていきたいですね。
▲ひとりで映画鑑賞も「心のデトックス」のひとつ。私は洋画よりも邦画派で、今月観に行こうと思っているのは「フォルトゥナの瞳」です。主題歌が大好きなONE OK ROCKということで、大音量で聴けるのも楽しみだったりします。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。