【開催報告】「人生100年時代の稼ぎ方」読書会
2019年8月25日
カテゴリー: 登壇実績
2019年8月25日に「人生100年時代の稼ぎ方」を課題本とした読書会を開催いたしました。
私にとっては約6年ぶりの読書会ファシリテーターです。
約6年ぶりということですっかりご無沙汰な感じなのですが、実は読書会で起きる化学反応が面白くて月イチペースで開催していた時期もあった私。
札幌だけではなく東京や広島でも開催するほど、実は読書会が好きなんです。
ただ、しばらく読書会から離れていたこともあり、単独開催であればやろうという想いは全く出てくることはなかったのですが、今回「3人のファシリテーターで読書会をする」という機会に恵まれたので読書会ファシリテーターに復帰する決意ができました。
定期的に読書会を開催している夫の宮治 理陽が全体コーディネートとオープニングを担当。
占星術師でもあり、ヨガインストラクターでもあり、企業役員でもあり……と非常に多彩でパワフルな森谷 有紀子(ゆっきょ)さんがウォーミングワークを担当してくれました。
私は僭越ながら本編のワークを担当させていただき、過去開催していた読書会で行っていた「チャート式読書法」を用いたワークを行いました。
読書会というと「黙々と本を読んで感想をシェアし合う」というイメージが根強いですが、私たちが開催する読書会はいわば「体感型読書会」です。
そのため、テーブルの上は比較的にぎやかで、必需品の付箋やクッシュボール(シェアタイムで活躍する道具です!)のほか、お菓子があるのも特徴のひとつ。
脳みそを結構使っていきますので、糖分補給が必要というわけです。
私が単独開催する読書会の場合は、プラスαで謎のぬいぐるみや駒などを準備することもあります。
そして少しでもわくわく楽しんで参加していただけるようカラフルなツールもたくさん用意しています。
カラーペンや色鉛筆は必需品ですね。
名札も「超カラフル」に作るようアナウンスがあり、私も考えられる最大級のカラフルな名札を作りました。
ゴールを決めて本を読む
今回の読書会は「事前に全く本を読まなくてOK」ということを前提としていました。
そのため、全く本を開かないまま参加した方もいらっしゃいますが、読書会が終わった時には「課題本を一通り読んだ」という気持ちになっていただける方がほとんどです。
むしろじっくりしっかり読んでいないのに「もうお腹いっぱい」と感じるほど、その本を熟読したような感覚になる方もいます。
それはなぜでしょうか?
答えはシンプルで「本を読む目的をはっきりさせること」つまり「ゴールを決めて本を読む」からです。
人は目的があるからこそ行動でき、目的が明確であればあるほど目的に向かって集中して行動することができます。
今回の読書会では、ゆっきょさんのウォーミングワークで肩まわしや瞑想なども取り入れ、より深く本を読む目的、ゴールをイメージしやすいような仕掛けも盛り込みながら進めていきました。
瞑想に精通しているゆっきょさんのリードの元、私も「100歳の自分」をイメージしながら、後ろでこっそりニヤニヤ笑
ちなみに100歳の自分は、自宅で美味しい食事やスイーツを囲みながら気心知れた仲間とたわいもない会話を楽しんでいました。
そして50歳になるまでに作りたい「大人の学び場」には、世代問わず学びを通じて成長し合っている人たちでにぎわい、全員笑顔!
こんなことをイメージしながら本を読むので、読書の質も高まるわけです。
「チャート式読書法」とパッと開き読書法」
たっぷりウォーミングワークをした後は、いよいよ本をじっくり本を読むワークで、ここから私が担当させていただきました。
「じっくり本を読む」と言っても、実質本当に本を読んだのは12分!
12分でもじっくり本を読むための読書法が「チャート式読書法」です。
「チャート式読書法」は、私が読書会をしていた時に考えた形式で、10パターンほどのチャートを用意して本のテーマに合わせてチャートを変えたり、その時の感性でオリジナルで作っていました。
今回の読書会は、最もシンプルなチャートを用意!
「読む・考える・感じる・書く・話す・共有する」を簡単に丸ごと体験いただける仕掛けをしていました。
設定したゴールの答えを本から探し、それを実現するための行動を考える。
シンプルですが効果的に本が読み、行動に繋げていける方法です。
「チャート式読書法」の中では、私が毎日2回行っている「パッと開き読書法」も盛り込みました。
「パッと開き読書法」とは、目を閉じて本を持ち、その本から得たいことを頭に浮かべながら「〇〇さん(著者名)、教えて」と本を開くというもの。
全く答えに引っかからないようなページを開く時もありますが、不思議と答えに繋がっていたり、答えではないけれど何かのヒントになる、何か気になるということに出会えることが多いです。
色んな読書法を試してみましたが、結論的に私が一番効果が高いと感じているのが「パッと開き読書法」で、不定期ではありますが、Twitterでアウトプットしています。
「チャート式読書法」も「パッと開き読書法」も2つ合わせて15分あれば十分できる読書法なので、朝活にもピッタリです。
「チャート式読書法」はこれからTwitter(@ymiyaji7920)でも情報発信していこうと思いますので、よかったらフォローしてチェックしてみてくださいね。
また「チャート式読書法」を体験してみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
約6年ぶりの読書会でしたが、参加者の方も積極的に関わってくださり楽しく実りある時間にすることができました。
「楽しかったよ!イェーーーーーイ!」
「チャート式読書で読書ノートを作ろうと思います!!」
「とても具体的な指示のもと読書の新しいやり方を学ぶことができました。」
といったような感想もいただけて、とても嬉しいです。
本当にありがとうございました!!
読書会の後は有志で懇親会という流れになり、私の大好物であるパフェを食べるという機会があったのですが、実は先走って懇親会前にパフェを食べてしまっていたので、今回は迷いに迷って自重!(えらい笑)
次回読書会をする時は、懇親会のことも意識しその前の自分の行動をコントロールしようと心に誓いながら、皆さんとの会話を楽しみました。
ということで、今後も不定期で読書会を開催していきますので、その際はぜひ遊びに来る感覚で気軽にご参加いただけたら嬉しいです。
読書会でお会いできることを楽しみにしています。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。