さっぽろ割を活用してステイケーションを体験してみた

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2021年のうちに1度経験しておきたかったステイケーション

ステイケーションとは、滞在を意味する「ステイ」+休暇を意味する「バケーション」を組み合わせた造語で、個人や家族と一緒に自宅や自宅近くで過ごすことです。

言葉の定義は諸説あるようですが、私の中では「住んでいる街にある宿泊施設で、のんびり過ごすこと」と捉えています。

自宅にいてもマイペースに過ごせる環境で生活しているので、わざわざ用事もないのに外泊する必要性はないのですが、体験してみないことにはステイケーションについて語れないと考え、2021年12月19日から1泊2日で札幌市内のホテルに宿泊してきました。

そこで今回はステイケーションの体験をシェアしながら、宿泊先の選び方や良かったこと、気を付けたいことを整理していきます。

宿泊先の選び方

充実したステイケーションを行うためには、宿泊先の選定が重要です。

ステイケーションの目的に合わせて選ぶ必要がありますので、まずはステイケーションでしたいことをリストアップすることをオススメします。

リフレッシュが目的なのであれば、スパや温泉、大浴場がある宿泊先を選んだり、豪華な朝食が付いたプランを選ぶのが良いかと思います。

自分だけの時間と空間をフル活用してどっぷりと内省をしたいのであれば、集中できるデスクやソファーがある部屋を選ぶのが効果的です。

私の場合は、大きく2つの目的がありました。

ひとつは、宿泊前に受験した販売士3級検定の慰労を兼ねて、ひとりでゆっくり過ごしたいということ。

もうひとつは、いつもとは違う環境に身を置いて、新鮮な気持ちで2022年の事業計画を見直したいということ。

感染防止の観点で大浴場などは希望していなかったのと内省モードが強かったので、今回はビジネスホテル寄りの宿泊先にしました。

選んだホテルは、札幌市中心部にある「KOKO HOTEL札幌駅前」です。

ゆっくり過ごせるようツインルームを予約して、くつろぎスペースと寝るスペースを確保しました。

シングルルームは狭いという口コミがありましたが、ツインルームは広さも十分。

備え付けのテレビも大きかったので、映画を観る人には良い環境かもしれません。

私は普段から宿泊先でテレビをつける習慣がありませんが、思わず何か観ようかなという気持ちにもなりました。

作業スペースはさほど大きくはありませんが、パソコンを置いてもノートや本は問題なく置けますので、許容範囲です。

明るさも程よく、暗くて見づらいということもありませんでした。

今度ステイケーションをする時は、リラクゼーション目的で温泉付きのホテルを利用してみたいと考えています。

ステイケーションをして良かったこと

1泊2日、21時間の滞在は、当初の目的通りのんびりリラックス&じっくり内省の両方を実現でき、とても有意義な時間となりました。

特に良かったことが2点ありましたので、ご紹介します。

【1】アイディアが止まらない

ステイケーションをして一番良かったことは、3か月くらい煮詰まっていた事案について驚くほどアイディアが湧いてきたことです。

環境変化が起爆剤になったのか、脳が活性化している感覚がありました。

思い返せば、これまでも出張中に新規事業や新たな打ち手を思いつくことが多かったので、私にとって環境変化は良い刺激を与えてくれるのかもしれません。

環境変化を求めてカフェを利用することもありますが、コロナ禍になってからはマスクや人との距離感が気になって集中できなくなっていたので、良い発見となりました。

【2】思うがままに過ごせる

もうひとつ良かったことは、何にも縛られず思うがままに過ごせたことです。

完全フリータイムで何の制約もない状態でチェックインできたので、本当に自由でした。

日常的にマイペースな生活を送れていても、少なからず制約はあるものです。

寝たいときに寝て、お風呂に入りたい時に入る。

ご飯を食べたい時に食べて、お菓子も食べたい時に食べる。

内省したい時に内省して、ダラけたい時にダラける。

誰の目も気にせず過ごせるのは、格別な開放感がありますね。

隣室の迷惑になるので、音漏れだけは気を遣いイヤフォンをしていましたが、それ以外は本当に思うがままで最高でした。

普段から家族の予定を優先していたり、時間に追われて過ごしている人は、私以上に開放感を味わえると思います。

ステイケーションで気を付けたいこと

概ね満足なステイケーションでしたが、欲を言えば今後気を付けておきたいということがあったので、参考までに書き留めておきます。

それは部屋タイプの選び方です。

今回選んだツインルームは部屋自体は満足していますが、ツインゆえに周りの声が聞こえる場合があるということを考慮しておく必要があると痛感しました。

ツインルームは2人で宿泊していることが多いので、隣室の声が耳に入ることがあるからです。

自分が一人だと周りも一人だと錯覚しやすく、他人の声が過剰に気になりやすいので、その点は考慮したうえで部屋選びをするのが良いと思います。

物音よりも人の声が気になってしまう人は特に要注意です。

さっぽろ割に感謝

今回のステイケーションはさっぽろ割のおかげで本当にお得に体験することができました。

宿泊代は、7,000円ー5,000円(さっぽろ割)=2,000円。

さらに札幌市内で使用できる2,000円分のクーポンをいただけるなんて凄すぎませんか?!

このクーポンも有効活用し、普段はあまり買わない高級レトルトカレーを買ってみました。

クーポンが利用できるお店を探しながら、行ってみたいお店をいくつかみつけたので、今回の恩恵を還元しに行きたいと考えています。

さっぽろ割をきっかけに、地元で経済がまわっていくのは嬉しいものですね。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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