【連載企画#50】はたらいて笑顔になれた瞬間

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

働く楽しさに恵まれた20年

私が社会人となったのは2000年4月です。

気づけば20年以上働いていることになりますが、働くことが日常過ぎるからか、そこまで感慨深いものはありません。

ただ一貫して言えるのは、振り返った時に思い出すのは辛さよりも楽しさということ。

その当時はしんどくて楽しさに気づけないことの方が多いですが、実際には楽しいことや笑顔になれたこともあることに気づきます。

大変な渦中にいる時に自分の感情を味わうことは難しいので、落ち着いたタイミングでその時の感情を追体験することがオススメです。

追体験になると過去になればなるほど事実が美化されることは否めませんが、今の自分の原動力となり刺激になるのであれば、それはそれでよいと割り切っています。

(人に話す時は、気を付けますが……)

目標達成で笑顔に

私が「はたらいて笑顔になれた瞬間」は大きく2パターンに分類できます。

1つ目は目標を達成できた時です。

パソコンインストラクターをしていた時は、生徒さんが目指していた資格を取得したり、作りたいと頑張っていた作品ができた時に笑顔が溢れました。

人材ビジネスに携わっていた時は、誰もが無理だよねと諦めていた目標に5年間向き合い続け、達成しては笑顔で束の間の余韻に浸る日々。

そして、またすぐ「次の目標へGO!」という連続でした。

ITベンチャーの人事をしていた時は、新卒社員が頼もしく成長している瞬間に触れる度に、嬉しさから自然と笑顔になっていたと思います。

役員にも本音で切り込む「侍」と言われながらも、新卒社員にだけは甘いと指摘されたのは、きっと笑顔が多かったらでしょう。

個人事業主となった今は、微力ながらも自分が誰かの役に立てたと実感できた時に笑顔が溢れているように感じます。

純粋に「嬉しい!」というよりは、安堵の微笑みというのがニュアンス的には合っているかもしれません。

まだまだ実績も乏しく、実力も発展途上な中で私に仕事の機会を与えてくださったことへの感謝の念が強いですね。

人は人によって磨かれると言いますが、感謝の輪の中だとさらに磨きがかかる気がしています。

ご褒美スイーツで笑顔に

2つ目はご褒美スイーツを食べた時です。

会社員時代から職場の人とご褒美スイーツを食べる習慣があるのですが、どの瞬間を切り取っても、この時は間違いなく笑顔だと断言できます。

20代の頃は先輩にごちそうしてもらうことばかりでしたが、30代になってチームを持つようになってからは自分が用意することも増えたので、恩送りができていたら嬉しいですね。

チームメンバーの好みをリサーチし、毎回どんなスイーツを用意するか考えるだけで、仕事のモチベーションにもなりました。

あくまでもご褒美スイーツなので、ご褒美になるような成果を出す必要があるからです。

個人事業主になってから、誰かとご褒美スイーツを食べる機会はめっきり減りましたが、ひとりでもこの習慣は続けています。

自分の機嫌は自分でとる。

ご褒美じゃなくても、美味しい食べ物は人を自然と笑顔にします。

美味しいものを食べながら怒る人なんて見たことがありませんからね。

最近は甘いものをたくさん食べられなくなってきましたが、スイーツにこだわらずご褒美フードは食べ続けるつもりです。

ひとり焼肉がしやすいお店が増えたので、ご褒美焼肉が今のマイブームになっています。

2022年。

笑顔があふれる仕事ができるよう、日々励んできます!


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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