【連載企画#101】仕事の心がけ

  • X
  • Facebook
  • リンクをコピー
この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

基本こそ大切

2000年4月に社会人になってから、間もなく23年が経とうとしています。

その間で心がけてきたことは数えきれずありますが、20代の頃から今も変わらず大切にしている心がけがありますので、3つ厳選して紹介します。

基本的なことばかりなので「あるある話」かもしれませんが、ご覧いただけると幸いです。

自分のデッドラインは2日前設定を基本に

1つ目は、自分のデッドラインは2日前設定を基本とすることです。

100%実践できるとは言えませんが、可能な限り前倒しで仕事を進めることを基本としています。

指定された締切を守ることはあたり前すぎる話ですが、自分の対応スケジュールもそこに合わせてしまうと突発的な事情が発生した時に対応しきれません。

だからこそ、もしゆとりがあれば1週間前でも2週間前でも早めに完了できるよう心掛けています。

ゆとりがある状態で見直しもできますし、一度完成させておけば「もっとこうしよう」と、ふとした時に思い浮かんだりもしますしね。

ブラッシュアップした状態で提出できるので質向上にもつながります。

事実と感情を切り分ける

2つ目は、事実と感情を切り分けることです。

感情が大きくなればなるほど、コミュニケーションは客観的な事実が隠れてしまいがちですが、それでは冷静な状況把握ができません。

そして感情は主体的なので個人の意見や主張が色濃く、適切な判断を妨げることもあります。

仕事をする上ではまず事実を整理し、全員で事実の共通認識を持つこと。

その上で、個人がどう考えているのか対話をする。

特にチームやプロジェクトで仕事を進める時は、この順番を大切に進めるようにしています。

集中できる環境を整える

3つ目は、集中できる環境を整えることです。

仕事環境は生産性向上やストレス軽減に大きな影響を与えます。

そして人によって集中できる環境は違うので、自分にとっての最適な環境をみつける必要があります。

会社員時代は自分の好きなものを持ち込んでレイアウトして気持ちを高めていました。

そして私は自分だけの空間を好む性質があるので、正直なところ席替えは苦手です。

加えて背後に誰かがいる状態では全く集中できないため壁側の席を希望していました。

固定席の会社にばかり勤めていたので経験はありませんが、おそらくフリーアドレスを導入している会社は落ち着かないと推測します。

ちなみに「フリーアドレス」は転職先を検討する上でもポイントになっていると感じる機会が増えました。

「フリーアドレスが苦手なので応募しません」という方もいれば、「フリーアドレスが魅力なのでこちらの企業にします」という方もいます。

いずれにしても自分の働く環境については、事前にしっかり確認することをオススメしたいです。

また、独立している人もレンタルオフィスを借りるのか、コワーキングスペースを契約するのか、自宅で仕事するのかなど、色々迷われると思います。

私自身も迷った一人です。

自宅を基本にしながらも、カフェ、コワーキングスペース、夫の事務所など様々な場所で仕事をしてみました。

その結果、私にとって1番集中できる場所は「自宅」という結論に至りました。

「気分転換でたまにカフェに行く」のがちょうど良いと実感しています。


プロフィール
ReOS LABOの提供サービス
お問い合わせ・お申し込み


ReOS LABOのコミュニケーションスタイル診断
  • X
  • Facebook
  • リンクをコピー
宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

プロフィール詳細を見る

関連記事

カテゴリー

月別アーカイブ