【連載企画#149】多様性を考える

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

みんな違ってあたりまえ

「多様性」の文脈で話をする機会が年々増えてきている実感があります。

特に私の場合は企業研修で多様性、ダイバーシティをテーマにディスカッションをする場に立ち会うことが増えました。

私が取り組んでいるミスマッチ調整も「みんな違ってあたりまえ」がベースなので、個々の特性や背景を受け入れ、尊重し合うことを大切にしています。

一方で多様性を尊重しする上での難しさも感じており、日々研究し仮説・検証を繰り返しているところです。

コミュニケーションの難しさ

多様性を尊重し合う上で、最も難しいと感じているのはコミュニケーションです。

言語やコミュニケーションスタイルの違い、非言語コミュニケーションの解釈違いなどは、理解し合うまでに時間がかかるからです。

さらに理解し合えたと思っていても、ちょっとした要因で衝突してしまうことだって珍しくはありません。

人は自分を基準に相手と接しますので、自分と違えば違うほど、どのようにコミュニケーションを取ったら良いか分からないこともコミュニケーションの難しさに繋がっています。

無意識的に固定観念や偏見で相手を決めつけてしまうこともありますしね。

だからこそ、大切なのは寛容な心を育むことだと私は考えてます。

「みんな違ってあたりまえ」であることを受け入れる。

「え、そんなあたり前のことを何言っているんですか?」と言われたこともしばしばありますが、そう言っている方こそ、固定観念や偏見で相手をジャッジしている傾向が強いと感じています。

コミュニケーションスタイル診断のすごさ

「みんな違ってあたりまえ」であることを受け入れる。

そこで役立つのがコミュニケーションスタイル診断です。

自分がどんなコミュニケーションをするのか、相手はどうなのか。

可視化されたグラフを分析することで、互いに心地よいコミュニケーションッを育むことができます。

多様性を語るうえで自己理解・他者理解は大切ですが、コミュニケーションスタイルを理解するという点で非常に活用できるツールだと感じています。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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