【連載企画#31】キャリコンの仕方、活かし方

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

キャリコンとは?

キャリコンサロンの活動として本丸的なお題がやってきました。

厚生労働省の定義では、キャリアコンサルタントは次のように定義されています。

「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。

2021年10月末現在で、キャリアコンサルタントの登録者数は59,058人。

59,058人いたら59,058通りのキャリコンの仕方、活かしたが存在していると思っています。

正直なところ、私はキャリコンサロンに入会するまでは他のキャリコンさんとの繋がりが薄く、完全に自己流でした。

そのためサロン入会後は、勉強会やイベントに参加するたびに目から鱗な知見や経験をシェアいただくことで、キャリコンとしての視野を広げることができています。

この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございます!

現在はキャリアコンサルタントとしての活動から軸足を抜いていますが、今回はせっかくの機会ですので、キャリア領域の仕事をする時に大切にしていることについて書いてみます。

行動に繋がる支援をする

キャリア領域に限らず、私が支援者として大切にしていることは「行動に繋がる支援をする」ということです。

「支援者としては傾聴力が大切」という価値観の環境でキャリア領域の学びをスタートさせた私は、現場に出るたびに傾聴力だけにフォーカスした支援に疑問を感じるようになりました。

ただ傾聴をするだけではなく、適度に承認をし、適度に質問もしながらではありますが、現状把握で終わることが多く、もどかしさに打ちのめされたりもしていたのです。

肩書だけの支援者になりたくない、真の支援者になりたいという想いが強かったので、学びにもかなり投資してきました。

そして学んだことを実践し、さらに検証してを繰り返すことで、14年経った今は、私なりのアプローチで行動に繋がる支援ができるようになってきたと実感しています。

(このアプローチをうまく言語化できないのが、課題です。)

おそらく資格を取得しただけでは、支援者としての引き出しは足りないと思います。

足りない要素は多領域に渡りますが、私は行動にフォーカスして引き出すを増やしてきました。

「一歩踏み出すきっかけになりたい」

高校生の時から変わらず抱いている原動力が、私の活動軸になっています。

きっとこれからも。

この想いは、心の真ん中にあり続けます。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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