【連載企画#71】みらいの校則

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

実在する驚きの校則

「みらいの校則」とは「学校の校則やルールにまつわる新しいアイデア」などを紹介する企画的なお題です。

私が通っていた学校は、そこまで厳しい校則はなかったので反発心はありませんが、他校の話を聞くと何のための校則なのか疑問に思ったものはあります。

●女子生徒のポニーテール禁止

●男子生徒は耳が出る短髪のみ

●爪先は2mm以内に切りそろえる

●下着の色は白のみ

●スクールバスは高学年が乗っていたら次の便を利用する

直接聞いて覚えている校則はこの5つくらいですが、ネットで軽く調べても全国各地に不可思議な校則があると分かりました。

「服装違反の者は半年間、教頭と交換日記する」といったものまであり、驚愕です。

あまりに興味深い校則が次々出てきて無心で15分くらい読み漁ってしまったので笑、そろそろ「みらいの校則」を考えていきましょう。

生徒が毎年決める校則

「校則=拘束」と言われることが多いですが、多くの学校の校則は生徒の行動や発想を拘束するルールが多いと感じています。

もちろん学校生活を安全に過ごすために必要な不可欠なものはありますが、豊かさを制限するものの方が多い印象です。

例えば安全面に配慮した内容は基本校則とし、+α必要があれば生徒が自分で決めるのはどうでしょうか。

生徒にも色んな価値観があるのでまとめるのは大変ですが、自分で決めた、もしくは選んだ校則であれば校則の存在意義も理解しやすいのではないかと思います。

なぜこの校則があるのか。

何のために守るのか。

守ることでどんな未来に繋がるのか。

この過程を教師だけではなく、生徒も一緒に考えることができれば、納得感のある校則ができそうです。

スタディケーションの導入

ちなみに私が猛烈に推奨したい校則は「スタディケーション」の導入です。

「勉強」と「旅」を組み合わせたスタディケーション。

学びたいテーマと行きたい場所を決めて、2週間くらいぜひ。

学校側でコースを決めてもいいと思いますが、可能であれば各自で決めて移動や宿泊の手配も自分で対応できるといいですね。

社会人のワーケーションと合わせてあたり前の文化になる未来は遠くないと感じています。

「北海道の食文化を知るスタディーケーションやワーケーションに携わることができたらいいな」と漠然とした夢も浮かんできました。

やりたいことリストに書き加えておきます。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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