【連載企画#70】夏の自由研究~Midjourneyを使ってみた~

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

2022年の自由研究は「Midjourney」

自由研究と言えば小学生時代を思い出すものですが、全く記憶にない私。

確かに自由研究はやったことがありますし、ちゃんと提出もしていたはずですが、何をしたのか1つも思い出せません。

夏休みの宿題は計画的にやっていると見せかけて、最終週に慌てて本気を出す子供だったので、おそらく自由研究もやっつけ仕事だったのでしょう。

今思えばもったいない時間の使い方だなと思いますが、当時の私は充実していたことは間違いないので、それはそれですね。

思い出せない過去にこだわっても仕方ないので、今週のお題に関しては現在研究中の画像生成AI「Midjourney」について取り上げます。

画力ゼロでも絵が描けるのか?!

私が画像生成AI「Midjourney」の存在を知ったのは所属しているオンラインサロンの記事でした。

子供の頃から絵が苦手で、唯一嫌いな学校行事は写生会。

小学校でも中学校でも散々な成績で、ある先生には「教師生活20年の中で最も絵が描けない子」と言われたほどのレベルです。

絵に関しては強いコンプレックスがあったので「Midjourney」のことも斜め読みしていたのですが、「画力ゼロでも絵が描ける」という言葉に興味が湧き、ひとまず環境を整えてみました。

理想の部屋を描いてみる

手始めに書いてみたのは「理想の部屋」です。

「Midjourney」はキーワードを入力し、そのキーワードをAIがキャッチし画像を集めてくるという仕組みなので、画力よりもキーワード設定が非常に重要となります。※ざっくり説明で恐縮です。

キーワードは「広い部屋」「広いデスク」「パソコン」「ソファー」「本棚」「スタイリッシュ」という感じでいれて、待つこと1分。

出てきた絵がこちらです。

正直、イメージしていたスタイリッシュとは違うのですが、クォリティーに驚愕しました。

キーワード選定力が大きな課題だと自覚できたところで、4枚の絵からよりイメージに近い絵を選んでブラッシュアップしていきます。

右上の絵を描き直してもらったところ、かなり細かな描写が増えました。

全く理想の部屋ではないのですが、わずか3分でこのクォリティーの絵が完成するとは!!

驚きを感動も通り越して、適切な言葉がみつかりません。

さらに英語でキーワードを入れてみると、違う絵が出来上がってきました。

赤はあまり好きではありませんが、分かりやすく右下の絵を描き直してもらったところ、若干ですが細かな描写が追加されました。

Web4.0時代を怖がらない

私はWeb1.0世代から生きている世代の人間です。

大学生の時にインターネットの魅力に惹き込まれ、自作でSMAPのファンサイトを作って全国のファンと交流していました。

Web1.0~2.0の初期をパソコンインストラクターとして働いていたこともあり、特に抵抗感なく時代の変化にも適応できていたと思います。

Web3.0の初期もITベンチャー企業に勤めていたこともあり、AIやビックデータ、VRなどは身近な存在でした。

現在はメタバースやDAOなど新しい技術が続々とあたり前になっていますが、正直なところ自分のアップデートが追い付いていない状況です。

これまでは好奇心が勝っていた話題でも「難しそう」「分からない」と逃げることが増えました。

しかし、それでは時代に置いていかれてしまいます。

何でもかんでも先進技術が良いとは思っていませんが、自分が知らないというだけで人生の選択肢を減らすことは避けたいです。

今回「Midjourney」を体験してみて、AIの凄みを体感でき改めてIT技術の無限の可能性にワクワクすることができました。

やはりやってみないと分からないものです。

きっとこれからも続々新しい技術が発達し、想像もつかないような世界を生きることになるのだろうと思います。

やる前から諦めず、時代の成長を楽しんで体感していきたいです。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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