【連載企画#115】七夕の思い出

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

七夕とは

七夕と言えば7月7日と答える方が圧倒的に多いと思いますが、私の中で七夕は8月7日です。

なぜ8月かと聞かれれば「生まれた時から8月だったから」としか答えられないのですが、地域性はあると思います。

ただ、同じ北海道でも函館市と根室市は7月ですし東北の七夕祭りも8月なので都道府県の括りでは説明がつきません。

そこで登場Wikipedia先生!

七夕について調べてみました。

七夕(たなばた[1]/しちせき、棚機)は、中国・日本・韓国・ベトナムなどアジア圏における節供・節日の一つ。五節句の一つにも数えられる。星祭り(ほしまつり)という。

(七夕節句とはいうが、二十四節気に関連する節月ではなく、暦月の)旧暦7月7日の夜のことで、日本ではお盆(旧暦7月15日前後)との関連がある年中行事であったが、明治改暦(日本におけるグレゴリオ暦導入)以降、お盆が新暦月遅れの8月15日前後を主に行われるようになったため関連性が薄れた。

日本の七夕祭りは、新暦7月7日や、その前後の時期に開催されている。
引用:Wikipedia

どうやら新暦と旧暦の違いが背景にあるようです。

しかも国がどちらにするかは各地域ごとに決めていいよと長に任せたので、統一されませんでした。

あたり前に受け入れていることも歴史をたどっていくと奥深さを感じるものですね。

七夕と言えば「ローソク出せ」

七夕の歴史を振り返ったところで、今度は自分にとっての七夕を思い出してみます。

すぐ、猛烈に、鮮明に思い出したのは「ろうそく出せ」の歌です。

ローソク出ーせー 出ーせーよー
出ーさーないとー ひっかくぞー
おーまーけーにー かっちゃくぞー

「ひっかくぞー」と「かっちゃくぞー」は町内ごとに順番が違ったり、「かみつくぞー」とか「くいつくぞー」などの別バージョンもありました。

ちなみに「かっちゃく」は北海道弁ですね。

「ひっかく」の意味合いで日常的に使う言葉です。

幼稚園の頃から小学5年生まで、この歌を歌いながら近所の家をまわってお菓子をいただいていました。

「ローソク出ーせー」と言っているのに、お菓子ではなく本当にロウソクが出てきた時はがっかりしたものです笑。

七夕の定番お菓子

「ローソク出ーせー」でいただいたお菓子は、大人になった今でも特別な存在です。

お店で見かけるたびに懐かしい気持ちになりますし、子ども心が蘇ってきます。

私が最もテンション高く喜んだお菓子は「雪の宿」でした。

当時はあまりせんべい類は好きではありませんでしたが、雪の宿だけは甘くて好きだったからです。

あとは定番中の定番だった「うまい棒」も最高でした。

私が子供の頃は味のバリエーションが少なかったのですが、やさいサラダ味よりはチーズ味の方が嬉しかった記憶があります。

そして「ごえんがあるよ」チョコも忘れられないお菓子です。

5円硬貨の形をしたチョコで私が小学1年生の頃に発売されて、密かなブームになっていました。

夏なので家に帰るころには溶けてしまっているオチまで含めて忘れられない思い出です。

七夕に願いを込めて

ここまで七夕について振り返って思い出したことがあります。

それは「七夕の願いは短冊に1つだけが良い」との教えです。

記憶が曖昧過ぎて誰に教わったのか思い出せませんが、このフレーズを聞いた場面が浮かんできました。

七夕に願いことをする習慣はありませんでしたが、せっかくの機会なので、今年の8月7日は何か願い事をしてみたいと思います。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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