【連載企画#121】未来のためにできること

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

未来の時間軸とは

「未来」という言葉を聞いて、どこに時間軸を置きますか?

100年後?
50年後?
30年後?
10年後?
5年後?
3年後?
1年後?

何となくパッと思いつくまま年単位で列記しましたが、そもそも年単位にこだわる必要はありません。

未来とは、現在のあとに来る時のことを指す言葉なので、1秒先も未来だからです。

私にとっての未来は25年後

思い返せば、子どもの頃の方が遥か先を未来だと捉えていました。

確か小学生の頃は、50年後くらいをイメージして未来だと言っていたと記憶しています。

かわいがってくれていた祖父が私にとっての未来の象徴だったからかもしれません。

「おじいちゃんと同じくらいの年齢になる」ことが現実的に描ける未来だったのでしょう。

自分と祖父の年齢差は変わりませんので、学生時代は未来と言えば50年先をイメージしていましたが、身内の死に触れることで変化が起きました。

祖父は91歳まで長生きしましたが、他の身内は50代~70代前半で永眠していたので「思っていたよりも人生は短い」と感じたのです。

医療の進歩により平均寿命は延びているものの、いつしか私は人生70年と思い未来を考えるようになりました。

私は今、45歳。

具体的にイメージできる未来はあと25年です。

人生100年時代と言われている中、自分で線を引くのはおかしいと言われることもあります。

しかし、線を引くからこそはじめて逆算思考で物事を考えることができるようにもなります。

変化が激しく、前例のないことばかり起きる令和時代。

逆算思考が通用しないのことを肌身で感じるからこそ、果てしない未来を追うよりも線を引いた方が調整しやすいと感じています。

もし線を越える未来がやってきたら、ボーナスステージだと思って1日1日を積み上げ思考で精いっぱい生きていく所存です。

未来を生きる人たちのために

自分の未来のためにできることは、心素直に1日1日を生き抜くことですが、未来を生きる人たちのために何かできることはないかと考えることもあります。

甥っ子ができてから、25年後の先も考えることが増えたからです。

未来のためにできることとしてよく見聞きするのは、地球環境に関する取り組みです。

大がかりなプロジェクトにお声かけいただいたこともあるのですが、私は日常生活でできることを自分ができる範囲で取り組むことにしました。

  • 食品ロスを減らすために食材は計画的に購入する
  • できる限りペーパーレスを実践し、紙資源を大切に使う
  • プラスチック製品を再利用する

電力不足の深刻化も懸念されていますので、今後は電化製品に関しても不要な消費をしないよう心掛けていきたいです。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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