【連載企画#128】ニュースからの学び
2023年10月5日
カテゴリー: 徒然ブログ
この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。 |
ニュースからの学びとは
久しぶりに何を書いたら良いか戸惑うお題が巡ってきました。
とはいえ、127週に渡り続けてきた毎週更新が途切れることは何としても避けたい。
焦りと葛藤の中、どんな内容を書いたら良いか、悩むこと3日。
はじめは特定のニュースについて取り上げることを考えました。
しかし、どうも違和感がぬぐえず断念することになります。
ひとつひとつのニュースを深く掘り下げるところまで読み込んではないと気づいたからです。
では、私はニュースをどう読んでいるのだろう。
この着眼点のおかげで、ニュースから学んでいることに3つ気づくことができました。
多角的視点を学ぶ
1つ目の学びは、多角的視点です。
私がニュースを読むときに徹底していることは、1つの媒体源を鵜呑みにしないようにしています。
情報には必ず発信者のバイアスが入っていると考えてるため、1つの媒体源だけでは客観的にニュースの内容を理解できないからです。
1つのニュースに対して、最低でも3つ以上の媒体の情報を確認しています。
事実はひとつ、解釈は無数。
Aさんにとっては嬉しいニュースが、Bさんにとっても嬉しいとは限りません。
悲しいニュース、許せないニュースである可能性もあるのです。
1つのニュースを客観的に把握し、自分なりに解釈するためにも複数の情報を確認し、総合的にニュースを捉えるようにしています。
言葉を学ぶ
2つ目はの学びは、言葉です。
言葉の選択肢があった方が表現力は高まります。
私にとって語彙力の向上は永遠のテーマなのです。
ですので、ニュースを読んでいて分からない言葉が出てきたら、すぐ調べるようにしています。
年々誕生し続ける新語。
出会ったことがないカタカナ語。
英語力のなさから理解できない英文など。
あと、読めない漢字が出てきた時も必ず調べます。
何となくニュアンスが分かっても調べます。
調べても忘れてしまうこともありますが、何度か調べたら「またこれか」と次第に記憶が定着するものです。
「語彙力は語彙に触れた量に比例する」
頭の良し悪しでもなく、記憶力でもないと教えてくれた方の言葉を胸に、コツコツ取り組んでいます。
未知を学ぶ
3つ目の学びは、未知です。
ニュースには私が知らない世界が広がっています。
広い視野を持って生活しようと試みても、世の中で起こっているすべてのことをキャッチすることはできません。
しかし、ニュースを読めば大よその概要は掴むことができ、ニュースをきっかけに知らなかった世界を知ることもできます。
未知を学ぶには新聞が最適です。
ネットニュースは勝手に私が好みそうなニュースをレコメンドしてくるため、未知の情報とはあまり出会えません。
その点、新聞を一通り読むことでネットではキャッチできなかった情報に出会えます。
ネットの方が情報は早いですが、未知を学ぶという点では1日から半日程度の遅れは許容範囲内です。
どんな未知に出会えるのか、ワクワク&ドキドキしながらこれからもニュースを読んでいきます。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。