【連載企画#127】QOLあげてみた

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

QOLとは

生活の質を意味するQOL(Quality of life)。

QOLには様々な解釈がありますが、私は「自分がしたいことを思いっきりできる生活」と捉えています。

したいことをするためには心身ともに健康であることが大切だと考えているので、QOLに関する取り組みは健康に関することが多いです。

特にここ数年は甲状腺疾患や更年期とうまく付き合っていくために習慣にしていることがあります。

ストイックになり過ぎず、適度にゆるく。

「もっとこうした方が良い」というアドバイスを受けたら試してみますが、しっくりこなければお気持ちだけ受け取ります。

科学的に間違っていたとしても自分なりのやり方を継続した方が幸せを感じられるからです。

QOLとは自分の価値観に紐づくものですしね。

例えば、治癒力の高い治療であっても副作用で日常生活が送れなくなるのなら、私はその治療は選びません。

でも私とは真逆の選択をする人もいらっしゃると思います。

QOLとはその人らしさを尊重してこそ維持できるものです。

自分はこうしたいと意思表示をしておくこと。

身近な人の意向を確認し、尊重すること。

それがQOLを維持するために必要不可欠だと考えています。

QOLに関する習慣

私にとってはQOLは「あげる」よりも「維持する」ものです。

年々自覚せざるを得ない身体機能の衰えをカバーし、維持したい。

そんな想いがあるからです。

特に45歳になってから、更年期と思われる症状を自覚し始めているので、40歳の時の状態を心身ともに維持することを目標としました。

そしてそのために何をしたらよいか考え、試行錯誤しながら定着した習慣が3つあります。

朝夜ストレッチ

1つ目は、朝と夜にストレッチをすることです。

身体を動かした方が良いとアドバイスを受け、1年ほどパーソナルトレーニングに通っていた時期もありましたが、その中で効果を実感できたのがストレッチでした。

一般的なアプローチでは効果が薄いらしい私の身体に合うストレッチ方法を教えてくれた先生との出会いで、セルフストレッチに開眼。

1回あたり5~10分ですが、長年悩んでいた背中痛が解消され、身体も軽くなりました。

プチ断食

2つ目は、外食をしたらプチ断食をすることです。

私は食べることが大好きで、幸福を感じられることなので、好きなものを好きなだけ食べるようにしています。

ただ年々、外食が続くと身体が重くなり、疲れが取れにくくなるようになってきました。

またこれまではいくら食べても太りづらい甲状腺亢進症でしたが、治療をして低下症となった今、食べたら食べただけ太ってしまうので、ケアが必要です。

そこで取り入れたのがプチ断食。

基本的に外食はランチで楽しみ、晩ご飯は控えます。

朝ごはんは元々酵素ドリンクとヨーグルトのみなので、断食あけもゆるやかです。

ダイエット目的というよりは、身体が重くなることでの行動力低下を防ぎたいために取り入れている習慣です。

1人時間の確保

3つ目は、ひとり時間を確保することです。

予定を詰め過ぎないということにも連動しますが、何もしない何も考えなくてよい時間を意識的に作ることは気力体力回復に必要不可欠だと考えています。

スケジュールをあらかじめブロックしておくこと。

特に疲れやすい夜は予定を入れないこと。

この2点は徹底しています。

夜の予定はオンラインを含めて21時までが基本。

最大でも22時までで終わるようにし、寝る前の時間は1人でゆっくり過ごしています。

お風呂に入って1日の疲れをいやした後に、夫と一緒にドラマを観て、その後は1人でゆっくり過ごす。

このパターンで過ごせると「QOL良い感じだな」と思えます。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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