反抗期がなかった代償とは

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私は反抗期らしい期間を過ごすことなく、大人になりました。

そのため反抗期をテーマにディスカッションをする時は、どうしても話題に入っていけないことが多いです。

一方で、反抗心ではない別の感情を大人になってからもずっと引きづっています。

反抗心より諦めの境地

私が子供の頃に抱えていたある想い。

それは「諦めるしかない」というものでした。

社会人になってからは「友達母娘」と言われるほど仲が良い関係ですが、子供の頃から大学を卒業するまで、母の存在はとにかく怖かったです。

門限が厳しく、日帰りの遠出もお泊りもNG。

「みんなやっている」「みんな持っている」

と意を決しておねだりしたことも

「みんなって誰?!全員名前を言いなさい」と怒られたりもしました。

ものすごい剣幕で論破されるので、反抗する気力もなく、諦めの境地だったように思います。

ただ、母のことが嫌いだったかと言われれば、間違いなく答えはNO。

友達より行動の制約があっただけで、私や弟への愛情はものすごく感じましたし、愛情ゆえの制約だということも理解できていました。

そういう意味では諦めの境地というのも違うのかもしれないですね。

「うちはこういうルールなんだ」と受け入れていたのは事実ですし、ルールの範囲内ではありますが、楽しい時間も過ごせていました。

高校時代は放課後に友達とロッテリアで話したり、ベンチでアホなポーズをしながら写真を撮りまくったり、良い想い出もいっぱいです。

夜遅くまで遊べる友達がうらやましいと思ったこともありましたが、私なりに楽しい時間を過ごせたので、門限が厳しかったことに恨みもありません。

大切な人に大切なことを言えない

反抗期がなかった私は、大人になってからモヤモヤする感情と向き合い続けることになります。

それは「大切な人に大切なことを言えない自分へのモヤモヤ」です。

「こんなこと言ってがっかりさせたらどうしよう」

「わがままだと思われて嫌われたくないな」

「愛想を尽かされたら立ち直れないや」

自分の気持ちをぶつける前に諦めてしまうことが多かったからか、相手がちょっとでも強い口調だったり、眉間のシワが見えたりすると、何も言えなくなってしまうんですよね。

仕事だとスイッチが入るからか、自分の意見をハッキリ言えますし、お客様に厳しい話もできるんですが、個人的な話になるとまるで別人になることが多いです。

「一生後悔するんだろうな」という後悔を抱えていますが、本当に向き合わなければいけなかった場面で向き合えなかった自分が原因だったりもします。

これからの私にできることは、この後悔を最後の後悔にすること。

そのためには自分を信じ、相手を信じることが大切ですね。

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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に携わり、2018年10月に独立。現在は「関係調整コミュニケーション®」を軸に、人材育成・文化醸成・仕組み化に注力し、組織づくりを支援している。

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