【連載企画#04】就活体験記
2021年5月19日
カテゴリー: 自分史
この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。 |
実はこのテーマは、徒然なるままに更新している自分史で既に書いていました。
ざっくり概要をまとめますと……
- 教員志望だったため就職活動には興味なし
- ただ教員の道だけに絞る覚悟と勇気は持てなかった弱さあり
- 就活の基本は身につけようと大学の就活セミナーに参加
- スカートを履かないことを糾弾され、パンツスーツ論争を繰り広げる
- 友達の付き添いで合同企業説明会へ行き、プロの呼び込みにノックアウト
- 教員志望の気持ちが揺らぎ、内定をいただくままに民間企業へ就職
- パソコンインストラクターとして社会人の一歩を踏み出す
といった流れで、参考になることが見当たらない就活ではありますが、リンクを貼っておきますので、ご興味ある方はぜひご覧くださいませ。
これで今回の記事を締めるのもありなのですが、せっかくお題もいただきましたので、内定を獲得できた要因を自己分析することにします。
笑顔は無敵
私がエントリーした企業は当時業界大手のパソコンスクールで、募集人数は600人。全部で5回の選考がありました。
一次選考は筆記試験。その後はグループディスカッション、集団面接、個人面接と続くわけですが、選考が進むにつれて気づいたことがあります。
それは選考に残っている学生のほとんどが「笑顔が素敵」ということでした。
表情が硬いなという方も、要所要所で心からの笑顔出る方ばかりでしたし、20年以上前の記憶でもおぼろげながら思い出せるのは印象的だったということかなと。
現在キャリアコンサルタントとして就活支援をする機会もありますが、笑顔が魅力的な学生は内定獲得率が高い気がします。
もちろん笑顔だけで乗り切れるほど、就職活動は簡単なものではありません。
ただ、日々の行動の積み重ねや心がけが魅力的な笑顔に繋がると考えると、内定獲得の要素になるのではないかと思うのです。
(心の声:自分も選考に残っているのに「笑顔が素敵」と分析するのは気恥ずかしいですが、「気持ちが良い笑顔がいいね」と言ってもらえることも多いので、そこは素直に受け止めることにしますね。)
具体的な話と感情表現が鍵
そしてもうひとつ。
面接で何を話したかを振り返って気づいたのは、ありきたりなエピソードでも具体的にその時の感情を中心に話していたなということです。
いわゆる面接対策なる練習をほとんどしていなかったため、素の自分で勝負するしかありませんでしたが、それが逆に良かったのかもしれません。
エピソード自体は誰でも経験しているようなことだったとしても、その経験を通じて感じた感情は私だけのものです。
なので、その感情を伝えたいと必死でした。
私の体験をリアルにイメージしてもらえればきっと伝わる!
そう信じてありありとイメージしてもらえる粒度で話すことを心掛け、具体的に話すよう努めました。
「話してくれた経験は社会人になっても活かしてもらえると想像できましたよ」と面接中にフィードバックもいただいたので、内定獲得に大きく繋がった要素だと思っています。
キャリコンサロンには伴走できるメンバーがいる!
私はいわゆる就職氷河期世代の人間ですが、少なくとも3年前は2021年がまだら就職氷河期となるとは思ってもみませんでした。
就活支援をしていても「今の学生はたくさんの就職先から進路を選択できてうらやましい環境だな」と思っていたものです。
ただ21卒の就活支援で環境は激変。就活をしていた当時の自分と重なる悩みを抱えている学生に出会う機会が増えました。
悩みを抱えたままの就職活動では、本来の力を十分発揮することは難しいです。
そんな時はぜひキャリコンサロンを思い出していただけたらと思います。
私が対応できる就活支援は限られていますが、キャリコンサロンには全国各地に一緒に伴走してくれるメンバーが多数在籍していますので、きっと力になってくれるキャリコンに出会えますよ。
オンライン対応ができるメンバーがほとんどなので、エリア問わず相談できるのも魅力!
300人近いメンバーが在籍していますので、メンバーページをご覧いただけたら嬉しいです。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。