【連載企画#134】私は私のここが好き

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

屁理屈な思考

「自分のことが好きですか?」

幾度となく耳にしたことがある質問ですが、私は明確に答えられたことがありません。

好きであろうと嫌いであろうと自分は自分。

自己肯定感が低いので、ウジウジ落ち込んでいる自分は嫌だなと思いますが、ウジウジしている行動が嫌なだけで、そんな自分が嫌いかと言えば答えはNoなのです。

「ウジウジするほど真剣だったんだね」と思うと嫌いにはなれなんですよね。

このような話をして「屁理屈」だと批判されたこともあります。

「〇〇している自分は自分そのもの」だと考えるのが普通でしょうと言われました。

「そうだよね」と思える反面、どうもしっくりこない気持ちもあって、正直この手の話題は苦手です。

それでもお題に向き合うことからは逃げたくないので、自分を表現する特徴の中で気に入っていることをピックアップします。

マイペースなところ

私が自分を表現する言葉として頻繁に使うのが「マイペース」です。

自分のスピードとリズムが崩れると途端に心身ともに乱れるので、他者や環境から影響を受けないよう工夫しています。

私は劣等感の塊だと自覚していて、すぐ人と比べて落ち込みやすい傾向があります。

こういう傾向がある場合、最も影響を受けやすいとされているのはSNSです。

ですので、対処法としては利用時間を決め、見た時に心がざわつく人の投稿が表示されないよう調整しています。

また自分の中で絶対に守りたいものがある時は、周囲の人に伝えて協力してもらえるよう調整することもあります。

特に一緒に生活をしている夫には、これだけは!というものは事前に伝えました。

マイペースはわがままだと捉えらることもありますが、心地よく生きていくための自分なりのペースは誰にでもあるものです。

だからこそ、私は私の周りの人にもマイペースを保っていてほしいので、互いに調整し合いながら生きていけたらと考えています。

この想いは結構好きだったりします。

まずはやってみるところ

「ワクワクしたらすぐ動く」

「やってみなくちゃ分からない」

こんな想いも自己紹介でお話することが多いです。

「夢の寿命は7秒」と教わってからは、特に一歩踏み出せるようになりました。

小さくても何か行動しておけば、夢の寿命が延びるのではないかと思えたからです。

深く考えずに飛び込んで失敗したことも損したこともたくさんあります。

それでも長期的視点で考えると、何年後かに「あの時の失敗」「あの時の損」が活かされることもあるんですよね。

子どもの頃から他人の3倍は頑張らないと追い付けないことばかりだったので、すぐ結果が出ないことには慣れています。

そのおかげで、まずやってみようとトライできるのは、自分の強みだとも思っています。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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