【連載企画#155】入社式の思い出
2024年4月11日
カテゴリー: 自分史
この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。 |
入社式の思い出
私にとって入社式の思い出は2つあります。
1つは自身の入社式。
そして2つ目は人事時代に企画・運営していた入社式です。
自身の入社式は24年前のことなので、正直記憶は定かではありません。
それでも、あの時に感じた感情はしっかりと私の中に残っています。
一番印象深く残っているのは「すごーい!!」という感嘆の感情です。
600人以上の同期が一堂に集まったのか曖昧ですが、とにかく見るもの聞くもの感じるものが、すべてすごかったのです。
「圧倒される」とか「不安だな」という感情ではなく、この中にいる私って「すごーい!!」といった陽気な感情でした。
一方で、人事時代の入社式は比較的詳細に覚えていて、どの年度もそれぞれのカラーがあり、それぞれに思い入れがあります。
いずれも記憶が美化され、よい思い出として心に残っているだけかもしれませんが、私の中ではどちらも色褪せることなく、心の栄養になっています。
入社式のススメ
「うちは新入社員が1人だからねぇ……。」と開催を見送る経営者の方もいらっしゃいますが、私は自身の経験からも入社式を開催することを強く企業様にオススメしています。
学生から社会人へ。
入社式は社会人として一歩踏み出した新入社員の意識変化の場になりますし、新入社員にとっては社会人になった自分をじっくりと味わえる時間です。
会社から入社を歓迎されることで緊張や不安を和らげる効果も期待できますので、少人数であってもぜひ開催してほしいなと願っています。
(自社開催が難しい場合は、地域の合同入社式に参加することもオススメです)
メンターにもっても重要な入社式
入社式は新入社員だけではなく受け入れる社員にとっても貴重な場になります。
私が人事として企画・運営をしていた入社式ではメンターとなる先輩社員(入社2~3年目)も主体的に参加してもらうような形をとっていました。
1年前、2年前の自分を思い出すことで成長を実感できたり、先輩としての自覚が芽生えてきたり。
私が採用に携わった新卒社員は4年間で30人強ですが、全員がそれぞれに強みを発揮している様子が本当に嬉しかったです。
私にとって入社式は、毎年後輩を受け入れるたびに成長しているメンターたちの成長を見れる喜びの場でもありました。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。