【連載企画#58】キャリコン試験対策
2022年5月31日
カテゴリー: 徒然ブログ
この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。 |
資格取得の経緯
私が国家資格キャリアコンサルタントの登録をしたのは、2016年8月2日です。
2006年に独立行政法人 雇用・能力開発機構のキャリア・コンサルタント養成講座 (126時間)を修了。
2007年に産業カウンセラー、2008年にGCDF-Japanキャリアカウンセラーを取得していたので、国家資格に移行できる経過措置を利用しました。
そのためキャリコン試験は受験していませんが、お題に沿って産業カウンセラーとGCDF-Japanキャリアカウンセラーの試験対策について、実際に取り組んだことをご紹介します。
筆記試験対策
筆記試験は産業カウンセラー、GCDF-Japanキャリアカウンセラーともに受検をしました。
試験対策問題を繰り返し解くのは基本ですが、私が力を入れたのは自分で問題集を作ることです。
作り方はとっても簡単!
A5ノートを2つ折りにし、左側に問題を右側に答えを書いていきます。
この時のポイントは、理解できていることはカットすること。
自作だからこそ、効率よく勉強できる問題集を作りましょう。
そして、苦手なことは3ページに1回くらいの頻度で繰り返し書き込みます。
自動的に反復学習ができる状態を作り出すことが大切です。
問題集を作りながら過去問とも付け合わせていくと、自然と出題傾向もつかめるようになりますよ。
実はこのノートを作る前は、暗記カードを活用していました。
覚えてきたら問題をシャッフルするのが良いかと思ったんですよね。
でも、シャッフルするより一連の流れで覚えた方が記憶の定着が良かったので、今は問題形式ノートを愛用しています。
分からないところや苦手なところは印をつけて見直しをしやすくしたり、色々と工夫するのも楽しいですよ。
テキストをノートにまとめて満足!で終わってしまう方にこそ、この問題形式ノートをオススメします。
実技試験対策
実技試験はGCDF-Japanキャリアカウンセラーの時に受検をしました。
産業カウンセラーは実技免除で受検していないので、これが初実技試験です。
札幌では養成講座が受講できず横浜に通っていたので、試験も横浜で受検しました。
「万が一、不合格ならまた横浜まで行くのか……。」
そんなプレッシャーも相まって、実技試験前は本当に不安と緊張との闘いでした。
試験対策はロープレを数回。
あとは基本の流れを徹底的にイメトレしました。
「試験前はロープレをすればするほど良い」とアドバイスを受けることもありましたが、残念ながらロープレをお願いできる相手がいませんでした。
当日はオンラインも普及しておらず、札幌からの受講も私ひとりだったので、早々に自分で頑張ろうと気持ちを切り替えられたのが良かったと思っています。
あと数回受けたロープレのフィードバックも、ひとりで頑張ろうという気持ちになった要因のひとつです。
- とにかくほめる
- とにかくダメ出しする
この2つに偏り過ぎていたからです。
ほめるにしても、具体的にどこが良いのかフィードバックしてもらえないと試験対策になりません。
ダメ出しはウェルカムではあるものの、試験基準ではなく、その方の好みに合わなかっただけの指摘をされるのは気持ちがえぐられるだけでした。
当時を振り返ると、今のようにオンラインの環境が整っていたら、もっとロープレをしたかったなという気持ちはあります。
でも、ロープレの回数よりも誰とロープレをするかの方が遥かに重要です。
私は試験対策をお受けすることはできませんが、信頼できる2級技能士やキャリアコンサルタントを紹介しますので、お気軽にご連絡ください。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。