【連載企画#96】集中力

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

集中力を高めるために必要なこと

人間が集中力をキープできる時間を調べたところ、概ね15分~20分でした。

大人の集中力は50分とか90分という解説も多く見られましたが、15分を超えると一旦集中力が落ち、また復活するようです。

もちろん好きなことをしていれば集中しよう思うこともなく何時間でも没頭できるので一概に15分と断言することはできません。

大切なのは、自分の集中力の平均値を把握すること。

一般論とか誰かとの比較は参考になることはあっても自分に当てはまるとは限らないので、情報の鵜呑みは控えた方が無難です。

そして、自分が集中しやすいことは何か把握すること。

集中力が途切れやすいことは何か把握することも必要不可欠です。

やりたいことがあればあるほど、生産性を高め効率よく対応する必要があるので集中力は欠かせません。

とはいえ集中力を高めようと意識しても気持ちがついてこないことの方が多いのではないでしょうか?

私は集中力は気合で何とかできなかったので、環境や下準備を工夫することで集中力と向き合っています。

時間見積りの徹底

集中力を高めるために欠かせないのは時間を見積る習慣です。

このタスクには何分かかると前もって見積もっておき、それをスケジュールに入れ込みます。

何となく30分、とりあえず1時間ということではなく、精度高く時間を見積もることがポイントです。

そして見積もった時間内に絶対に終えると決めて取り組みます。

私の場合はタスク処理も全てGoogleカレンダーに入れ込んでいるので、見積以上に時間がかかると後の予定に影響ができるのが一目瞭然。

程よい心理的プレッシャーにもなっています。

また、見積時間をオーバーした時は必ず振り返りと原因分析を行うことも大切です。

思わぬ苦手ポイントや集中しづらい環境が分かったりして面白いですよ。

ちなみに見積時間よりも早く終えられた時は、フリータイムとして好きなことをしてOKとしています。

読みたい雑誌がある。

見たい動画がある。

そんな時は決まって見積時間よりも早く終えることができるので、お楽しみな予定と組み合わせることも集中力に影響があると実感しています。

ランチは腹八分目に

私にとって午後の仕事は睡魔との戦いです。

いきなりドカンと炭水化物を食べて血糖値を上げなければ、そこまで睡魔に襲われることはありませんが、調子に乗ってたくさん食べてしまうとタイピングをしながら舟をこいでしまいます。

こうなると、せっかくランチで幸福感に満たされたのに、睡魔で仕事が進まなければ罪悪感に置き換わってしまうんですよね。

お腹いっぱい食べることを優先して食べるものや食べる順番を気にしていた時期もありましたが、シンプルに腹八分目に抑えるのが一番。

どうしても食べ過ぎた時は、午後からのドリンクはコーヒーを用意し、眠気覚ましにしています。

ストレッチでリフレッシュ

在宅ワークの日は2時間に1回はストレッチをするようにしています。

ストレッチポールに乗っかってコロコロしたり、最近入手したシックスパッドパワーガンポケットの筋肉振動でリフレッシュしたり。

身体をほぐすと身体が軽くなって集中力が戻ってくる感覚があるので、定期的に取り入れています。

外出中は手の甲マッサージがオススメです。

手の甲にはツボがいっぱいありますが、特に合谷(ごうこく)という万能のツボで特に肩こりや目の疲れ、緊張に効くツボを押すのが効果的!

親指と人差し指の骨が交わるところなので、若干人差し指寄りに少し痛っと感じるところがツボです。

集中力を高めて、ドンドンやりたいことをする時間を作っていきましょう。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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