短時間で効果的に本と向き合う「チャート式読書法」のススメ
2019年9月16日
カテゴリー: 実用ブログ
先月開催した「人生100年時代の稼ぎ方」読書会では、約5年ぶりに「チャート式読書法」のスタイルを取り入れてみました。
チャート式読書法とは、私が開催していた「陽転わくわく読書会in札幌」で編み出した読書法で、札幌はもちろん、旭川や東京、広島でもお伝えすることができ、延べ100名を超える方に体験いただいたことがあるものです。
チャートのスタイルは10種類以上ありますが、どのスタイルも本から知りたい情報を短時間でピックアップし、その情報から行動計画を考え、小さな一歩を踏み出すということを基本としています。
事前に本を読まなくてもOKなので、本に向き合う精神的ハードルも低いのが特徴で、「チャートに書き込んでいくことで思考の整理もしやすい」と好評です。

読書会というと「黙々と本を読んで感想をシェアし合う」というイメージが根強いですが、私は楽しく気軽に参加していただける「体感型読書会」を心がけています。
そのため、テーブルの上は比較的にぎやかで、カラフルなペンや色鉛筆はもちろん、時に謎のぬいぐるみも登場!
ちなみにぬいぐるみの謎は、読書会に参加した方だけのお楽しみです(笑)
あと、最初は深く考えていなかったのですが、参加者の方から「チャートに色をつけているだけで心が癒される」という感想をいただくことが増え、セラピー効果もあるということがあるということも分かりました。
カラーセラピストの方に助言をいただきながらセラピー効果を高める工夫をしたりと、読書会設計には力を入れています。

▲このようなすごろくも作って楽しく本を読み進められるよう工夫しながら読書会を開催していました。それくらいチャート式読書法は汎用性が高く、いくらでも応用できるのです。
本をヒントに行動を加速させる
読書が好きな人や読書が日常的に習慣化されている人は、本を読むこと自体を楽しみに本の中からたくさんのヒントや気づき・発見を得ていると思います。
ただこんな悩みを抱えている人はいませんか?
「読書をしたいけど時間がない」
「読みたい本ばかり増えて積読本が山積みになってしまっている」
「最初の10ページくらい読むと段々飽きてしまう」
本とうまく向き合えず、もどかしい気持ちを抱えていませんか?
私はそんな仮説を持っていたので「短時間で効率的に読みたい部分だけを読める読書法はないか」、さらに「せっかく得た知識を活かして行動できるようなアプローチはないか」と考え始めました。
その集大成がチャート式読書法です。
先日開催した読書会では、最も基本的なチャートを活用して読書を進めましたので簡単にやり方をご紹介します。

基本的なチャート式読書法(ざっくり版)
集中力を維持するため、10分~15分で行うのがベターです。書き出しは専用チャート以外にノートを使っても、もちろんOK!
チャート式読書の手順
本への質問(本から得たい情報は何か)を考え、書き出す
具体的であればあるほど望ましい
その答えが書いている箇所を探しながら本を読み、気になる言葉を箇条書きで書き出す
目次や見出しをヒントになる
書き出した内容をヒントに具体的な行動計画を考え書き出す
本への質問同様に、具体的であれるほど望ましい
12時間以内に具体的に行動する内容を決めて書き出す
いわゆる「ベイビーステップ」で、ちょっと頑張ればできることが最適です。
本当にざっくりですが基本的なやり方は以上です。
じっくり取り組みたい時は、2冊、3冊の本から答えを探しても面白いですし、同じ本で質問を2つ、3つ立てるのももちろんOK!
読書会ではこのあとシェアタイムがあったり、複数で本を読むメリットを活かしたステップが入ってきますが、ひとりでも十分効果的に読書を進めることができます。
わざわざチャートにすることなく付箋だけでももちろん同じことはできますが、あとから俯瞰して見直せるのはチャートのメリットだと考えています。
俯瞰することで全体像が見え、新しい気づき・発見につながることもありますし、チャートにして取っておけば後からの見直しもしやすいです。
チャート式読書法の手順で読書ノートをつくることもオススメですよ。
後から見直しがしやすく、書き込みもしやすいのが特徴です。
宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に携わり、2018年10月に独立。現在は「関係調整コミュニケーション®」を軸に、人材育成・文化醸成・仕組み化に注力し、組織づくりを支援している。