ニュースで身に付けた3つの力
2023年10月5日
カテゴリー: 実用ブログ
ざっくり読みでも十分学べる
新聞やネットニュースをどのように読んでいますか?
記事ごとに深く掘り下げて読み込む方もいらっしゃると思いますが、私はざっくり読みで、複数の媒体のニュースを読んでいます。
興味のあるニュースはじっくり読むこともありますが、鮮度があるニュースにそこまで時間をかけることはしていません。
そんな私でも、ニュースを読めば読むほど身に付いてきたと実感できることが3つあります。
「ニュースよりSNSの発信の方がおもしろい」
「ニュースを読んでも意味がない」
といった声を頻繁に耳にするようになりましたが、「もったいない!」と思ってしまいました。
(ゴシップネタやあきらかな下げ記事は除く)
何に時間を使うかは個人差があるにせよ、私なりのニュースのススメをご紹介して、ニュースを有効活用するきっかけになれば幸いです。
①多角的視点
私がニュースを読む時に徹底しているのは、1つの媒体源を鵜呑みにしないことです。
情報には必ず発信者のバイアスがかかっている。
この考えに基づくと、1つの媒体源だけは客観的に内容を把握しにくいだろうとの結論に至り、1つのニュースに対して、最低でも3つ以上の媒体の情報を確認するようにしています。
事実はひとつ、解釈は無数。
Aさんにとっては嬉しいニュースが、Bさんにとっても嬉しいとは限りません。
悲しいニュース、許せないニュースである可能性もあるのです。
複数の情報を把握し、自分なりの解釈を加えて理解するうちに、自然と物事を多角的に見る習慣が身に付きました。
ニュースに限らず、あらゆる場面で一方的に情報だけで判断することが確実に減ってきています。
特に職場内の人間関係においては、当事者全員の意見や想いを確認することは必要不可欠です。
管理職のサポートをしていると「あの人、何を聞いても何も言ってこないから、面談なしでいいですよね?」といった相談を受けることがありますが、「何も言ってこない=意見がない・感情がない」わけではありません。
表立った発言やリアクションだけで判断せず、内なる声に耳を傾け、内なる声を出してもらうためのアプローチが必要です。
ニュースを読んでいると、さまざまな事例に触れることもできるので、見立てる力もついてきます。
これも多角的視点が身に付いたからこその副産物です。
②言葉・表現力
ニュースを読むことで、言葉の選択肢が広がります。
特に新聞が効果てきめん!
ネットニュースは自分好みにパーソナライズされているため、いつも似たようなテーマで、なじみのある文章にしか出会えませんが、新聞は普段は気に留めないテーマの記事もたくさん掲載されています。
だからこそ、知らない言葉や知っているけど使い方が分からない言葉に出会えます。
私にとって語彙力の向上は永遠のテーマなので、分からない言葉が出てきたら、すぐ調べるようにしています。
年々誕生し続ける新語。
出会ったことがないカタカナ語。
英語力のなさから理解できない英文など。
あと、読めない漢字が出てきた時も必ず調べます。
何となくニュアンスが分かっても調べます。
調べても忘れてしまうこともありますが、何度か調べたら「またこれか」と次第に記憶が定着するものです。
「語彙力は語彙に触れた量に比例する」
頭の良し悪しでもなく、記憶力でもないと教えてくれた方の言葉を、実感できるようになりました。
③未知の可能性
ニュースには私が知らない世界が広がっています。
広い視野を持って生活しようと試みても、世の中で起こっているすべてのことをキャッチすることはできません。
しかし、ニュースを読めば大よその概要は掴むことができ、ニュースをきっかけに知らなかった世界を知ることもできます。
未知を学ぶには新聞が最適です。
ネットニュースは、自分好みのニュースばかり目にする機会が多いので、未知の情報とはあまり出会えません。
その点、新聞を一通り読むことでネットでは出会えなかった情報に触れることができます。
ネットの方が情報は早いですが、未知を学ぶという点では1日から半日程度の遅れは許容範囲内です。
どんな未知に出会えるのか、ワクワク&ドキドキしながら読むと吸収力も倍増すると勝手に思い込むことで、学習効果も高めています。
1日5分、10分からでもニュースに触れる習慣を作ってみてはいかがでしょうか。
宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に携わり、2018年10月に独立。現在は「関係調整コミュニケーション®」を軸に、人材育成・文化醸成・仕組み化に注力し、組織づくりを支援している。