未来を現実にする一歩は、ありありと未来を語ること

  • X
  • Facebook
  • リンクをコピー

2019年9月17日に「SALOON札幌」で開催された「3年後の自分を語ろう♪未来を叶える座談会」にレギュラーメンバーとして参加してきました。

夢に包まれた90分。

自分のことを語れば語るほど、他の方の話を聴けば聴くほど、どんどん未来が具体化してきて漠然としていた未来に輪郭が見えてきたのが面白かったです。


アイスブレイクで使われていた「ライフヒストリーカード」も面白く、思い出を語るためのカードということで、味のあるモノクロ写真がかなりツボでした。

私が引いた質問は「はじめて働いた時のことを教えてください」というような内容だったので、大学時代の「ぎょうざとカレーのみよしの」でのアルバイトについて話しましたが、話ながら当時のことが鮮明に蘇ってくるものですね。

「この時はダメダメだったのに、今はできることも増えたなー」とシミジミしてきて、とても奥深いものを感じました。

このカードは親の歴史を聞きやすくするために開発されたカードのようで、「自分の思い出を誰かに話すこと」を大切にしているようです。

「自分の人生を振り返り、これからの人生も頑張ろう!」と、やる気になるような設計がされているとのこと。

このようなカードは使っていませんが、私も父が旅立つ前に父が生きてきた壮大な歴史を何時間も聴いたのですが、話すたびに父が本当にイキイキしてきて、バリバリ働いていた当時の表情をしていたことが忘れられません。

自分の話を聴いてもらえることで人は元気が出てきて、前を向く力が生まれてくるのだと感じています。

私は過去を振り返るよりは未来を想像ことが多く、語る話も未来のことが多いですが、アイスブレイクで過去について話した時に未来を語るのと同じくらいのエネルギーを感じることができたのが印象深かったです。

そして余談ですが……。

今回バリからオンライン参加したレギュラーメンバーのノブさん。

なぜかアフロヘアでの登場だったのですが、これが最高に空気を和らげてくれていました。

これは今回の座談会のポイントのひとつかなと思うので、ぜひ紹介させてください。(写真参照↓)

こういうユーモアも場が和み、緊張もほぐれて話しやすくするきっかけにもなるかなと、場づくりの勉強にもなりました。

宮治の描く3年後=大人の学び場づくり?

この座談会の紹介記事で【どんどん夢が叶っていく人は「未来の自分で今を生きている人」です】と宝地図ナビゲーターとしての見解をまとめていましたが、もうひとつ合わせてお伝えしたいのは「未来を現実にする一歩は、ありありと未来を語ること」ということです。

ここで、自分自身のことを考えてみましょう。

叶えたい夢や理想とする未来を具体的にありありと語ることができますか?

もうその未来の中に生きているかのように詳細まで語ることができますか?

もし「漠然としていてよく分からないな」という方がいましたら、ぜひ信頼できる人に漠然としていてもいいので語ってみることをオススメしたいです。

自分の頭の中だけで考えてもなかなか妄想は広がりませんが、誰かに話すことで思考と気持ちが整理されて少しずつ具体的になってきますよ。

自分の未来を肯定的に受け止めて、できれば適度な質問をしてくれる人に聴いてもらえると、その質問によって新たな気づきや視点を得ながら考えていくことができます。

…とはいえ、私自身まだまだ漠然としている未来ばかり。

宝地図で見える化はしているので、ある程度は具体的に語れるものの、実はひとつだけ迷っている未来があるのです。


それは「大人の学び場をつくる」という未来です。

学びの力で人生を切り拓いてきたこともあり、学びの力で人生を豊かにイキイキと過ごせる人を増やしたいなという想いを持っています。

学びたい人だけではなく講師として活動したい人も気軽に活動できる場ができれば、もっと札幌に学びの文化が定着していくのではないかという想いもあります。

実際にこんな話を座談会でも話して、とてもわくわく気持ちが高まったので、やっぱり語るってエネルギーもらえるなと実感!

そして、熱心に話を聴いてもらえたこともあり、気付いたら不安な気持ちも正直に語ることができました。

何が不安なのか……。

それは私の理想とするライフスタイルに要因がありました。

私の理想のライフスタイルは「仕事で全国を飛びまわりながらご当地グルメを食べ尽くすこと」なので、「ノマドワーカーで場所に縛られることをしても大丈夫なのか?!」ということです。

固定の場所を作りたい一方、自分はノマドワーカーでいたい。

この矛盾が自分の中で消化できず、いつまでも漠然とした未来でしたが、座談会で話しながらいくつかの解決策が見えてきたこともあり、徐々に未来に輪郭も出てきました。

3年後と言いつつも、まずは来年2020年。

山羊座の私にとっては「かなりチャンスの年」ということをSALOON店長で占星術師でもあるemicoさんから聴いて俄然やる気満々です。

まずは大人の学び場の基盤となるキャリアトランプ®認定校を開校するべく、1月の試験に向けてしっかり準備をしていきます。

そしてノマドワーカーでありつつも実現できる場づくりをもっと突き詰めて考えようと前向きな気持ちにもなれました。

悶々とひとりで考えているより、短時間でも自分の言葉で語るということであれこれ行動したくなるので、「未来をグッと引き寄せる力になったんだな」と感じています。

SALOONでは定期的に「3年後の自分を語ろう♪未来を叶える座談会」を開催する予定なので、ぜひ機会があれば参加して自分のことを語ってみるのはいかがでしょうか?

また座談会はちょっと恥ずかしいなという方は、個人セッションでたっぷりお話を聴くこともできますので、お気軽にお問い合わせくださいね。


プロフィール
ReOS LABOの提供サービス
お問い合わせ・お申し込み


ReOS LABOのコミュニケーションスタイル診断
  • X
  • Facebook
  • リンクをコピー
宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

プロフィール詳細を見る

関連記事

カテゴリー

月別アーカイブ