本をヒントに気づきを得る「パッと開き読書法」のススメ
2019年11月12日
カテゴリー: 自分磨きコラム
本屋一筋42年。こよなく本を愛する父の影響で、生まれた時から本に囲まれた生活をしていました。
子供の頃は日本の歴史やヘレンケラーなどの伝記が好きで、どっぷり本の世界に浸り、さも歴史上の世界に自分がいるかのような妄想まで楽しみながら読書を楽しんでいたことをよく覚えています。
ただ、社会人になってから私の中で読書の位置づけが「楽しむもの」から「勉強するもの」「思考の幅を広げるもの」「何かのヒントを得るもの」に少しずつ変わっていきました。
特にフォトリーディング(ページをイメージとして脳に取り込む速読術)で、全体像を大枠で捉える力、自分が必要な情報をピックアップし編集する力が身についたので、ざっと読んでもある程度の内容を把握できるようになったことが大きく影響しています。
そんなこんなで短時間で必要な情報をしっかりとインプットできるようになり、生産性やアウトプットの質が向上したことが嬉しくて、私の読書は「読書というよりピックアップ」だなというスタイルになっていきました。
▲初めてフォトリーディングを学んだ時の修了証。インストラクターのさえさんがプロフェッショナル過ぎて、講師として尊敬しか感じない2日間を過ごせました。
おもむろに始めた #パッと開き読書法
ご紹介したフォトリーディングとは異なりますが、この夏おもむろに始めた読書法があります。
その名も #パッと開き読書法 です。
必要な情報を狙い撃ちで収集するのではなく、無意識に自分が欲している情報や必要としている情報は何なのかを知りたくて始めました。
「落ち込んでもいい。泣いてもいい。
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) October 27, 2019
先々の不安を思ってもいい。けれどそのまま長い時間ぐずぐず悩んだりしないでできるだけ早く切り替えること」
書き溜めている言葉ノートでの #パッと開き読書法
物事の捉え方を変えることができた大切なメッセージです。#和田裕美 #陽転思考
やり方は簡単です。
まず、本棚から直感で気になる本を手に取ります。(目を閉じて手に触れた本でもOK)
そして本をパッと開けるように持ち、心を落ち着かせて「教えて、〇〇さん(著者の方の名前)」と言ってパッと本を開きます。
「教えて、〇〇さん」は心の中で呼びかけても大丈夫ですし、具体的に知りたいことがあればそのことを頭に浮かべながら開くと良いです。
私の場合は、無意識レベルの状態を知りたいこともあり、特に具体的な質問はたてず、あえて漠然とした状態でやっています。
「嫌な出来事や嫌な人からは、とにかく教訓を拾うようにすること」
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) November 6, 2019
どうしても嫌なものは嫌だし、嫌いな人を無理に好きになることもない。ただ嫌々思って過ごすより「どうして嫌いなのか」俯瞰して考えた方が成長に繋がる経験になる。#ネガティブとの付き合い方 #ワタナベ薫 #パッと開き読書法
たまに真っ白なページを開くこともありますが、その時はもう1度トライ。
ただ真っ白であることに何か意味があるんだろうなと、その意味を考えるようにはしています。
無意識でパッと開いても、相当高い確率で自分が迷っているテーマだったり、かけて欲しかった言葉がみつかることが多くて、今ではすっかりハマっています。
Twitterでアウトプット
パッと開き読書法は、本を開いて終わりではもったいないので、そこからの気づきを自分なりにTwitterでアウトプットすることにしています。
140文字と限られた字数内で想いを伝えきれないことも多いですが、字数が限られているからこそ自分の中でシンプルに落とし込みができるのもTwitterの良い点です。
「人はしなかったことに後悔する」
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) November 11, 2019
明日やろう、明日行こう、明日会おうが叶わないことがある。1秒後どうなっているかも分からない。後悔しても時間は戻らないから迷ったり悩む時間は最小限にまずはやってみてやりながら考えることを大切にしたい。#自己肯定感の教科書 #中島輝 #パッと開き読書法
抜粋ツイートのご紹介
最後にこれまでのツイートを抜粋してご紹介します。
不定期かつ気まぐれですが #パッと開き読書法 でツイートしていますので、よかったらTwitterで見ていただけると嬉しいです。
「今着ている服が、未来のあなたを決めている」
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) September 9, 2019
ファッションにはほぼ興味がない私だけど、講師業用に思い切ってスーツを新調したら仕事が増えた。どんな自分になりたいかを分かりやすく表現できるのがファッションなんだなと実感できた。#お金の格言 #ワタナベ薫 #パッと開き読書法 #読書の秋
「自分を成長させてくれた上司のことは、一生忘れない」
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) September 11, 2019
私には生涯忘れられない2人の恩師がいる。ひとりは私に在り方を教えてくれ、もうひとりはマネジメントを教えてくれた。しばらく会っていないけど、大きく成長した私で再会したい。#最強の働き方 #ムギーキム #パッと開き読書法 #読書の秋
「劣等感をバネにしてなにくそと頑張る人は劣等感は持っているものの劣等コンプレックスは持っていない」
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) September 14, 2019
問題を人のせいにして努力を放棄し課題から逃げることが劣等コンプレックスだから、劣等感自体は成長できる原石とも言える。#人生に革命が起こる100の言葉 #アドラー #パッと開き読書法
「偉大なリーダーは偉大なチームのメンバーから長期的支援を得て事業を育てる。実際に先頭に立つこともあれば時期を見計らって距離を置き仕事を任せることもある」
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) September 22, 2019
この本にあった「リーダーとして限界を認める」ことは、私が常に大切にしていること。#スタートアップの方程式 #パッと開き読書法
「プレゼントの本質はプレゼントに費やされた時間」
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) October 24, 2019
いらないものをいただくことは少ないけど、どんなものも私のために選んでくれた気持ちがプレゼントだと感じてる。ただプレゼントはいらないという人も増えてきてるからもっとレターポットが広まればと思う。#新世界 #西野亮廣 #パッと開き読書法
また、短時間で効果的に本と向き合う書き込み式読書「チャート式読書法」の個人セッションも積極的に行っています。
本とチャートを使いながら、課題や不安を解消し、明日からできる行動を一緒に考えていきますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
●プロフィール
●ReOS LABOの提供サービス
●お問い合わせ・お申し込み
宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。