本をヒントに気づきを得る「パッと開き読書法」のススメ

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本屋一筋42年。こよなく本を愛する父の影響で、生まれた時から本に囲まれた生活をしていました。

子供の頃は日本の歴史やヘレンケラーなどの伝記が好きで、どっぷり本の世界に浸り、さも歴史上の世界に自分がいるかのような妄想まで楽しみながら読書を楽しんでいたことをよく覚えています。

ただ、社会人になってから私の中で読書の位置づけが「楽しむもの」から「勉強するもの」「思考の幅を広げるもの」「何かのヒントを得るもの」に少しずつ変わっていきました。

特にフォトリーディング(ページをイメージとして脳に取り込む速読術)で、全体像を大枠で捉える力、自分が必要な情報をピックアップし編集する力が身についたので、ざっと読んでもある程度の内容を把握できるようになったことが大きく影響しています。

そんなこんなで短時間で必要な情報をしっかりとインプットできるようになり、生産性やアウトプットの質が向上したことが嬉しくて、私の読書は「読書というよりピックアップ」だなというスタイルになっていきました。

▲初めてフォトリーディングを学んだ時の修了証。インストラクターのさえさんがプロフェッショナル過ぎて、講師として尊敬しか感じない2日間を過ごせました。

おもむろに始めた #パッと開き読書法

ご紹介したフォトリーディングとは異なりますが、この夏おもむろに始めた読書法があります。

その名も #パッと開き読書法 です。

必要な情報を狙い撃ちで収集するのではなく、無意識に自分が欲している情報や必要としている情報は何なのかを知りたくて始めました。

やり方は簡単です。

まず、本棚から直感で気になる本を手に取ります。(目を閉じて手に触れた本でもOK)

そして本をパッと開けるように持ち、心を落ち着かせて「教えて、〇〇さん(著者の方の名前)」と言ってパッと本を開きます。

「教えて、〇〇さん」は心の中で呼びかけても大丈夫ですし、具体的に知りたいことがあればそのことを頭に浮かべながら開くと良いです。

私の場合は、無意識レベルの状態を知りたいこともあり、特に具体的な質問はたてず、あえて漠然とした状態でやっています。

たまに真っ白なページを開くこともありますが、その時はもう1度トライ。

ただ真っ白であることに何か意味があるんだろうなと、その意味を考えるようにはしています。

無意識でパッと開いても、相当高い確率で自分が迷っているテーマだったり、かけて欲しかった言葉がみつかることが多くて、今ではすっかりハマっています。

Twitterでアウトプット

パッと開き読書法は、本を開いて終わりではもったいないので、そこからの気づきを自分なりにTwitterでアウトプットすることにしています。

140文字と限られた字数内で想いを伝えきれないことも多いですが、字数が限られているからこそ自分の中でシンプルに落とし込みができるのもTwitterの良い点です。

抜粋ツイートのご紹介

最後にこれまでのツイートを抜粋してご紹介します。

不定期かつ気まぐれですが #パッと開き読書法 でツイートしていますので、よかったらTwitterで見ていただけると嬉しいです。

また、短時間で効果的に本と向き合う書き込み式読書「チャート式読書法」の個人セッションも積極的に行っています。

本とチャートを使いながら、課題や不安を解消し、明日からできる行動を一緒に考えていきますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせくださいね。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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