【ストレングスファインダー】「学習欲」について考える

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ストレングスファインダーについての記事を書き始めて3本目となりました。

先月に続いてストレングスファインダーの記事をきっかけにコミュニケーションできる機会が増えてきているので「上位5個と言わず、順に全部書いてみようかな」といった淡い気持ちも芽生え始めてきています。(まずは上位5個を確実に!)

ストレングスファインダーとは、アメリカのギャラップ社が開発した「人の強みの元=才能」を見つけ出すツールで、Webサイト上で177個の質問に答えていくものです。

ちなみに私の強みトップ5はこの5つでした。

   「共感性」「個別化」「学習欲」「親密性」「責任感」   

仕事仲間からは「まさにこの通り!」というフィードバックがあったので、私をイメージできるキーワードが多いのかもしれませんね。

この中から今回の記事では「学習欲」の観点から、自分のことを振り返ってみます。

「学習欲」の特徴

「学習欲」とは、戦略的思考力の強みに分類されます。

「学びを心から楽しむ資質」で、好奇心旺盛で体験から何かを得ようとするのが特徴とのこと。

これはまさに!私のことです。

机上の空論を好まず、まずは何でもやってみます。

自分の体験したことしか基本信じないので「あれいいよ」「これいいよ」という情報をキャッチすると試さずにはいられなくなります。

また新しい経験を新しい学びの機会と捉えて、積極的にチャレンジする傾向も強いようです。

新しいことは不安や恐怖ももちろんありますが、それよりも「まずは試してみたい」という想いが勝ります。

やってみないことには自分に合っているのか、合っていないのかも分からないですし、楽しいのかつまらないのか、楽なのか大変なのか、何にも分かりません。

フリーランスになってからは自分でコンテンツを考える機会も格段に増えましたが、自分の中だけで考えているだけでは何も進展しません。

失敗も学びのひとつです。

「チャレンジしなければ何も始まらない」と考えているので、「トライ&エラーの学びの機会」が増えたと捉えています。

幼少期から満たされていた「学習欲」

振り返ると幼少期から学びの機会に恵まれていました。

さすがに「こどもちゃれんじ」は自分の意志ではなく親の意向で申し込んだものですが、「進研ゼミ」や「公文式」は自分で両親に「やってみたい」と相談をして習わせてもらっていたものです。

中学・高校時代は塾にも通わせてもらいましたが、中学時代は、成績が悪すぎて学区内の塾に行くのが恥ずかしく、徒歩圏内とはいえ隣の区の塾に通わせてもらったりもしていました。

ここまでは両親のおかげで学べたもの。

水泳や英会話なども含め、私が「やってみたい」と言ったことは全部チャレンジさせてくれました。

本当に恵まれた環境だったと今でも心から感謝しています。

大学生になってからはアルバイトで貯めたお金で学びに投資できるようになりました。

一番最初の自己投資は、パソコンスキルの習得。

大学卒業後にパソコンインストラクターになることが決まった段階でお金を貯めはじめ、約半年間にわたり大学の授業の合間を縫ってパソコンスクールに通いました。

総額20万円くらいでしたが、ドキドキ支払ったのを覚えています。

週3回ほど通い詰め、WordとExcelに加え、当時はまだ主流だった一太郎も懸命に学び、大学卒業時にはどのソフトも2級レベルの資格は取得できました。

タイピングもはじめは1本指でたどたどしかったですが、最終的には1分間で100~120文字打てるまでに。

入力速度だけ言えば、1級レベルまで到達できたのが嬉しかったですね。

社会人になってからも私の「学習欲」は高まる一方で、パソコンインストラクター時代もパソコンの勉強が楽しくて仕方ありませんでした。

私がガッツリ勉強したOSはWindows XPで、Officeは2000~2003なので、今では古びたスキルではありますが……。

それでもガッツリ勉強したおかげでOfficeについては基本的な概念は理解できていますし、効率の良い操作方法などは応用が利くので今でも活かされる場面が多いです。

タイピングもとことん速さにこだわって訓練したので、今でも入力速度は衰えていないですし、仕事のスピードアップにもかなり貢献してくれています。

累計12,000時間、1,000万円以上を学びに投資

パソコンインストラクターを卒業し、2007年からは一気にビジネススキルの習得に学びの方向性がシフトしていきます。

特にコミュニケーションや心理学、行動特性に興味を持った私は、気付けば12年間で累計12,000時間、1,000万円以上を学びに投資していました。

「学習欲」のネガティブな特性としては「アウトプットに意識が向きづらい」ということがありますが、私の場合は「仕事で活かせる学び」に絞って勉強していたので、学んだことはすぐに現場で実践!

「とにかく試してみる」ことを意識していたので、そこまでネガティブな影響が出ていると感じたことはありません。

あと「学んだ分は元を取らないと意味がない」と言う方が多く、「投資した以上の稼ぎがないと無意味だ」と忠告されることも多々ありました。

私の場合は、学びのおかげで仕事の幅広がり、仕事のレベルが上がってきたので「学びの報酬は仕事」だと捉えています。

そのため、金銭的報酬が直接紐づいていなくても学びを無意味だとは思っていません。

ちなみに、金銭的な面でも多額のインセンティブをいただけていた時期もありましたよ。

なので、私としてはどの観点から捉えても「学びの恩恵を受けまくっている」と実感しています。

多くの学びの中でも和田裕美さんから学んだ「陽転思考」は、スーパーネガティブ体質を卒業することができた大きなきっかけで、私にとって貴重な転機となりました。

「飛行機代と宿泊代までかけて学びに行くのはおかしい」と批判してくる人もいましたが、そこまで投資しても学ぶ価値が私にはあったのです。

何に時間とお金を時間を投資するかは自分次第。

私はこれからもきっと学びに投資をし続けます。

★参考記事:ポジティブ疲れを救ってくれた「陽転思考」

「学習欲」が高まっているキャリアトランプ®

「学習欲」に満ち溢れた私が今最も集中して学んでいるのが、キャリアトランプ®です。

認定講師になって認定校を開校しようとしていることも、私の中にある「学習欲」が支えになっているのだと思っています。

キャリアトランプ®は「学習欲」の特徴でもある「体験から学ぶ」にも通じるところがあるツールなので、余計にハマっているのかもしれません。

加えて認知言語学や認知心理学といった学問的裏付けもあるので、学べば学ぶほど奥深く興味が尽きないという点も魅力に感じています。

私が提供している個人セッションは、様々な学びを融合させた知識・理論と現場実践を通じて得られたリアルな体験を掛け合わせたものがベースとなっています。

学びで得たスキルと人材ビジネスでの現場実践で得た経験を掛け合わせは「職場のリアルが反映された実践的なアプローチ」と好評です。

個人セッションは、キャリアトランプ®のようなツールを活用したメニューだけでなく、対話のみで進めていくスタイルなど、ご希望と相談内容に合わせて柔軟にカスタマイズしてご提案しています。

カスタマイズを強みにしているのは、私の強みツートップの「共感性」×「個別化」を存分に活かせているからかもしれません。

「何となく気になるな……」という漠然とした気持ちでも大歓迎!

興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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