行動まで落とし込む新月・満月の自分会議

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夫の紹介で占星術師の天野七緒さんに「星読みマインドマップ」を書いていただいてから早2年。

2017年末にアドバイスを聞いた時は「ふむふむ」と思いつつも、日常的にはほとんど意識することなく生活していましたが、2年経って振り返ると「なるほどな」と思い当たる節がちらほらとありました。

例えばということで、一例をご紹介します。

248年に1度の変革が訪れる。
2017年までは生き方について「変えなくちゃ」だったが、2018年以降は変化の流れが来る。

→まさにその通りで驚愕です。

辞めるつもりが全くなかった会社員を辞めたり、人生初入院をしたり、父が他界したり…... と変化しかない2年でした。 

2018年はお金の出し入れが大きい。                      
才能を使うこと、才能を輝かせることに使う。

→会社員を辞めた後は、貯金を崩すことの方が多かったので出る一方でしたが、キャリアトランプに出会い、投資した分はしっかり戻ってくるような循環が生まれ始めました。

2018年はさらに自由に。〇〇せねばを外していく。                

→才能という点ではちょっと違いますが、投資したことは着実に自分の力になっていると実感しています。

一番大きな変化は「貯金せねば」を外せたことですね。

貯金は安心を生みますが、目の前の挑戦を足踏みさせてしまう要因でもあったので、「貯金せねば」が外れてからは「今」やりたいことに集中できるようになりました。

ざっくりとではありますが、「星読みマインドマップ」から3項目だけ振り返っても、星の流れを感じることができます。

だからこそ「星の流れや新月・満月をヒントに目標設定や行動計画を立てたら、もっと心豊かに過ごせるのではないか」と考え何度もトライしたのですが、占星術の敷居が高く習慣化には至りませんでした。

ただ、今年の夏頃から風向きが変わり、少しずつ星の力を活かした目標設定ができるようになってきたので、占星術の知識が少ない私も続けられている目標設定の方法をご紹介していきます。

きっかけは占星術師とのコラボイベント

私が星の流れや新月・満月の力を生活に組み入れられるようになったきっかけは、2019年7月に開催した占星術師えみこさんとのコラボイベントがきっかけでした。

このワークショップを通じて、占星術に限らず占いや運勢などを鵜呑みして一喜一憂するのではなく、その情報を元に主体的に行動していくことが大切であると気づけたのです。

学びを活かして生活していくと「なんだかしっくりくるな」と感じる日が増えてきて、正直なところ驚いています。

ちょうど山羊座の私は「2019年12月3日から12年に1度のラッキーイヤーを迎える」と気持ちが高まっていたこともあり、いつも以上に前のめりだったことも影響していたのかもしれません。

普段なら絶対に買わないような占星術にまつわる本も何冊か買ってみたりと、一気にハマりました。

新月・満月の自分会議

そんなこんなで、せっかく学んで興味を持った占星術を生活にも取り入れたいと始めたのが、新月と満月のタイミングで行う「自分会議」です。

元々自分会議と称して、自分の思考と心をノートに書き出しながら整理するひとり時間を定期的に確保しているのでその流れで組み込んでみました。

自己流モーニングページの習慣同様、難しいルールを決めても続かないので、本当にシンプルな運用です。

・新月のタイミングで星のキーワードをもとに次の満月までの目標を立て行動計画に落とし込む。
→仮予定でもGoogleカレンダーに登録。タスクもtodoistに登録。
・満月のタイミングで新月で立てた目標を振り返り、その時点で未達かつ不要なスケジュールとタスクは削除する。

・満月のタイミングで星のキーワードをもとに次の新月までの目標を立て行動計画に落とし込む。

→仮予定でもGoogleカレンダーに登録。タスクもtodoistに登録。
・新月のタイミングで満月で立てた目標を振り返り、その時点で未達かつ不要なスケジュールは見直して再度満月まで取り組む。

→次の満月で改めて振り返り、その時点で未達かつ不要なスケジュールとタスクは削除する。

一番のポイントは、毎月「〇〇座の新月」「〇〇座の満月」ということで巡ってくるので、各星座のキーワードを参考に目標を立てること。

これまで参加した占星術の講座の資料やえみこさんにオススメしてもらった「パワーウィッシュノート」を参考にしています。

資料や本によって書いてあることもバラバラで、バリエーションが豊富なので、少しずつではありますが星座ごとのキーワードをノートにまとめ始めました。

少しずつ情報が追加されているので、丸1年取り組んだら便利な手引書になりそうな気がしています。

また、新月は「増やすこと」を、満月では「減らすこと」を意識して目標を立てています。

特に満月の日はデトックスと位置付けているので、スマホの不要なアプリを削除したり、メールや手紙などの整理をしたり、不要な資料も一気に片づけるようにしているので、月1回はスッキリできます。

最近は冷蔵庫の中を整理したり、調味料の賞味期限をチェックするのも満月のタイミングです。

知らず知らずに身の回りのものが増えていきますが、月1回でも整理して処分できれば膨れ上がることはありません。

あと、目標を立てるだけではなくその目標を実現するための行動計画もセットで考えて、しっかりとスケジュールに入れ込むことも重視しています。

私はスケジュールもタスクもデジタル管理なので、Googleカレンダーやtodoistに行動計画に沿った項目を登録するところまでが一連の流れで定着してきました。

新月・満月の自分会議は長くても30分と決め、直感を信じあまり深く考え込みすぎないようにしているのも続けられている要因のひとつです。

自分との約束を優先しよう

自分会議は自分との約束で、正直リスケをしても誰にも迷惑をかけることはありません。

そのためスケジュールが立て込んでくると自分との約束はリスケやスキップがしやすく、いつの間にか存在自体がなくなっている…というパターンに陥りやすいという特徴もあります。

私もその特徴通り、自分との約束を守れないことが多いのですが、この自分会議はやればやるほど自分の思考が整理され、心が整い、行動力が増すということを実感しているので、非常に高い確率で実施できる習慣になりました。

一般的に自分会議は1回10分~15分が目安とされているようですが、私は何より継続重視。

日常的な自分会議はサックと5分でスケジュールとタスクを確認しながら、思いつくことを付箋に書き出すだけです。

月に2回くらいじっくり自分会議したいなという時は、カフェなど自分のテンションが上がる環境で30分~1時間時間を取っています。

新月・満月の自分会議は1回30分で、タイミングを逃さず行いたいので、常に向こう1年分のスケジュールを登録しています。

継続のためには仕組みかも大切なので、忙しくてもうっかり忘れがないように工夫しています。

2020年はこの習慣を気負わず続けて、星の流れと新月・満月の力にパワーをもらいながら駆け抜けるぞと気合十分です。

私は占星術師になる予定は全くありませんが、生活に活かせるレベルまでは勉強を続け、将来的にはキャリアデザインのセッションやワークショップとも絡めていけたらいいなと妄想しています。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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