【連載企画#20】学生時代の自分に言いたいこと
2021年9月7日
カテゴリー: 徒然ブログ
この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。 |
学生時代っていつ?
「学生時代っていつのこと?」って、結構疑問に思いませんか?
小学生は「児童」、中高生は「生徒」、それ以上になると「学生」と呼びますので、
「小中高校時代は学生時代ではない?!」とか、私は考えてしまうタイプです。
就職活動でも「学生時代に力を入れたこと」
いわゆるガクチカ質問でいつの話をするか、学校によっても見解が分かれていますよね。
私個人としては、大学生は大学時代の話を、高校生は高校時代の話をするのがベターだと思いますが、必ずも固執する必要はないのでは?というスタンスです。
面接官として学生の話を聞くことも多いですが、いつの体験かよりもその体験が本人にどんな影響を与え、今に繋がっているのか。
そして、それがどんな未来に繋がっていくのかに着目しています。
……と、すっかりお題から話が逸れてきましたね。笑
そろそろお題に沿った話をということで、本記事では学生時代を小学生~大学生まで4つの段階に分けて、その当時の自分に言いたいことがあるか、振り返っていくことにします。
小学生時代~公文式をサボるな!
小学生の自分に言いたいことは、ズバリひとつ。
「公文式をサボるな!」です。
完全個別指導で一人ひとりのレベルに合わせた教材を毎日コツコツ解いていくスタイルの学習塾で、私は国語と算数と英語を習っていました。
きっと真面目にコツコツ積み上げていたら、偏差値はもっと上がっただろうなとか、暗算も得意になっていただろうなとか、高校受験であんなに苦労することもなかっただろうなとも思いますが、サボった事実は変えられません。
教材を隠したり捨てたりすることはありませんでしたが、1日3枚やらなければいけないものを2枚だったとごまかしたり、適当に問題を解くことでやり直し回数を増やし、難易度が上がるのを遅らせたりしていたのです。
なんとも姑息な子供ですね……汗
本記事を書くにあたり、改めて公文式の公式サイトを見てみたら、共感しかありませんでした。
一人ひとりの可能性を追求し、その能力を最大限に伸ばす学習法です。 解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く学習法で、 「やればできる」という自己肯定感を育み、未知の領域にも、自分から挑戦する力を培う。 公文式は、一人ひとりの「可能性の追求」を目指す教育です。 |
私の提供しているコンサルティングや研修に通づるところがあるなと勝手にワクワク!
ちゃんと勉強していれば、もっと可能性が開けたかも?!
そして、公文式は大人でも受講できると知り「学び直しのチャンスあり?!」と若干興奮しています。
落ち着いて公文式の情報収集をしてみようと思います。
中学生時代~賞状をちゃんと保管しよう!
父親の転勤で小学6年生~中学2年生まで長野県松本市に住んでいた私。
中学1、2年は陸上部に所属し、短距離走(200m)と走り高跳びをしていました。
長野県の高体連にもリレーの選手として出場していて、県大会4位にもなっています。
ただこの事実を大学生以降に知り合った方には、ほぼ100%信じてもらえません。
「えっ?!運動できるんですか?!」
と言われるばかりなんですよね。
(きっと今読んでくださっているあなたも同じリアクションでは?!笑)
そこで証拠となる賞状の写真を撮っておこうと思ったのですが、実家を探しても見当たらないのです。
なのでいつまでも県大会4位は虚言だと信じてもらえません。
きっと中学生の私は、大人になった私がここまで運動音痴キャラになるとは想定していなかったと思いますが、「賞状はしっかり保管しておいた方がよかったね」と言ってあげたいです。
高校時代~部活は続けた方がよかったね!
「高校生になれないかも問題」を無事に乗り越え、晴れて高校生になった私は、燃え尽き症候群になっていました。
(詳しい経緯は、こちらにまとめていますので、興味があればご覧ください。)
燃え尽きてしまっていたこともあり運動部に入部する気力がなかった私は、文化部の中で興味のあった放送局に入部しました。
でもこの放送局が思っていたよりも退屈で、時間をロスしたくなくて勢いで退局してしまったんですよね。
退局したこと自体は後悔はないのですが、退局して1週間後に起きた衝撃の出来事に心の底から深く後悔してしまいました。
その衝撃の出来事とは……。
SMAPへのインタビューを放送局が担当するというもの!!!!!
『愛ラブSMAP SMAPコンサートツアーin北海道 密着レポート』の企画を所属していた放送局でやっていたのです。
ジャニオタで、当時の推しグループがSMAPだった私にとって夢のような企画に参加できる権利を自ら手放す大失態。
SMAPが校歌の4番を作るという企画まであり、本当に放送局員のままだったら……と考えるだけで興奮してしまうチャンスを逃してしまいました。
即断即決、勢いが大切な場面もありますが、この時は勢いで退局しない方がよかったなーと振り返っています。
結果論ではありますが高校生の私に言いたいのは、「もうちょっと続けていたら慎吾ちゃんと話せていたよ」ということですね。
大学生時代~教員試験は受験した方がよかったね!
大学4年間は充実した日々を過ごせたと思っていますが、唯一心残りになっているのは、教員試験を受験せずに夢を諦めたことです。
高校生の頃から教員志望で、ずっと目指してきたものから逃げて幕引きをしたことに引っ掛かりを感じることがあるからです。
民間企業に就職するにしても、教員試験は受験した方がよかったんじゃないか。
そんな想いが沸き上がることがあります。
詳しい経緯はこちらにまとめていますが、就職浪人が怖くて、結局は逃げたんですよね。
私はこの経験から「挑戦せずに逃げることはやめよう」と心に誓いました。
真剣なことであればあるほど、逃げても心に残っていますし、ずっと追いかけてきますからね。
この経験はこれからの人生にも活かしていきたいと考えています。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。