【連載企画#21】理想のリモートワーク

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

リモートワークが日常に

コロナ禍で一気に加速したリモートワーク。

私自身は、2018年10月からリモートワークを取り入れた仕事スタイルにシフトしてきており、現在は「外勤>在宅ワーク>ノマドワーク」の割合のハイブリットなスタイルに落ち着いています。

出張も多いので、隙間時間を活用したモバイルワークも欠かせません。

リモートワークを始めた当初は、どこか特別感があった働き方も、今ではごく普通の日常になっているのがこの3年間の変化ですね。

今回は約3年間実践してきたことを振り返りながら、理想のリモートワークについて考えてみます。

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ハイブリット型が肌に合う

冒頭でもお伝えした通り、現在私は「外勤>在宅ワーク>ノマドワーク」な割合のハイブリットなスタイルで仕事をしています。

外勤のほとんどは、クライアント企業内での仕事や専門家としてのコンサルティング業務、研修登壇などです。

コンサルティングも研修もオンラインの比率が高まっていますが、契約先に出向いてオンライン対応することも多く外勤になります。

また地方企業様は対面での面会を希望するケースが多いので、出張の頻度も多いです。

私と同じような仕事をしている方の中には、オンラインの仕事だけ対応しているという話も聞きます。

ただ私は対面で対応するのが好きなので、お伺いしてよいのであれば喜んで足を運んでいます。

一方で、オンラインの利便性は十分に理解していますので、対面だけにこだわっているわけではありません。

札幌にいながら全国各地の方とやり取りできるのはオンラインならではの恩恵で、貴重な仕事の機会に恵まれることも増えています。

本当にありがたいことです。

ちなみに個人向けのキャリアコンサルティングで外勤することはほとんどなくなり、オンライン対応が95%以上になっています。

この3年間で色々なリモートワークを経験しましたが、私が理想的だなと感じている1週間は、外勤3日、在宅ワーク2日、ノマドワーク1日、オフ1日ですね。

かつ、外勤の時は外食ランチを楽しめるゆとりが持てると最高です。

そして、在宅ワークの日はオンラインの予定が入ることが多いですが、週1日は何も予定がない日を作り、事業企画や資料作りに集中できたら言うことなし!

さらにおしゃれなカフェやコワーキングスペースでノマドワークもできたら、理想的ですね。

在宅ワークの環境にこだわる

理想のリモートワークを追求するためには在宅ワークの環境にこだわることも大切だと思っています。

特にコロナ禍ではノマドワークがしたい時でも「マスクつける必要あるしな」とか「混んでいたり、会話が多い場所だったら嫌だな」とか思うと、一気にテンションが下がり在宅ワークを選択することも多いのが現状です。

結果的に自宅が長時間仕事をする場所になり、居心地の良さを追求することになりました。

在宅ワークの環境整備についての本や記事を読むと「整理整頓されている」「必要なものだけ置く」「仕事とプライベート空間を分ける」というアドバイスが多いですが、私の場合はちょっと違います。

整理整頓はしていますが、基本的に物が多いです。

会社員時代から私のデスクは「観光名所」と言われるほど、あらゆる雑貨などがひしめき合う空間だったので、今もその流れのまま好きなようにレイアウトしています。

はじめは仕事に必要なものしか置いていなかったのですが、ちょっと仕事でしんどいことが続いた時に癒しを求めて推しグッズを飾ったところ、気持ちの浮き沈みが減り、仕事に集中できるようになったことがきっかけです。

生活スタイル自体、仕事もプライベートもごちゃまぜなので、デスクまわりもごちゃまぜですね。

疲れたらすぐ好きなライブ映像を観れるよう、Blu-rayレコーダーもデスク横にスタンバイしています。

最近はヨギボーを買ったので、休憩スペースも整ってきました。

理想は日々変わるもの

ここまで理想だと思うことを綴ってきましたが、正直この理想は変わっていくものだと思っています。

リモートワークが日常になってきたとはいえ、まだまだ社会全体に広く浸透しているものではないので、現状に甘えず、常にアップデートする気持ちが大切です。

私はリモートワーク推進の専門家としても活動し、セミナーなどでも講演させていただいているので、これからも様々な実践を試してみて、生きた情報をシェアしていけるようしたいと考えています。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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