【連載企画#73】人前で話すときに心がけていること

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

人前で話す時のルーティーン

私には人前で話す時に必ずしているルーティンがあります。

●事前に必ずイメトレをする

●大丈夫!伝わる!きっとできる!と言い聞かせる

●深呼吸をする

このルーティンは心掛けていることというよりは、必ず行うことです。

時間がなかったり慣れに甘えて省略すると、思うように話すことができないと自覚あり。

話をきいてくださる方の貴重な時間を無駄にしてしまうことはしたくないので、これからもこのルーティンは続けていきます。

加えて、伝えたいことを伝わるように話をするために心がけていることもあるので、本記事では3点ご紹介します。

相手が理解しやすい言葉で話す

一つ目は、相手が理解しやすい言葉で話すことです。

話し手の心構えとして「専門用語は使わない」という話はよく耳にするかと思います。

実体験としても知見がない業界の話を専門用語オンパレードで聞くと、思わず耳にシャッターが下りています。

でもそれは、私がその業界のことや業界特有の専門用語を知らないだけなんですよね。

実際、私以外の方は内容をしっかり理解していましたし、ディスカッションも活発でした。

参加者構成比率を見ても95%以上が業界の専門家でしたので、専門用語で話をした方が伝わるのは明確です。

このような実体験を元に私は「専門用語は使わない」と決めつけるのではなく、話をする相手が理解できる言葉でわかりやすく話すことを心掛けています。

事例を出す

二つ目は、話をイメージしやすいように事例を出すことです。

できる限りに自分事に置き換えて考えてもらえるように身近な事例を紹介します。

またあまりイメージできないような事例があれば、視野を広げていただくために紹介することもあります。

人は自分が持っている選択肢しか選べません。

選択肢が多ければよいとは一概に言えませんが、それでも選択肢が増えれば可能性が広がります。

特にセミナーの時は、選択肢を増やし可能性を広げていただく機会になればという思いを持ってお話しています。

原稿を読まない

三つ目は、原稿を読まないことです。

主に講演やセミナーの時に心がけていることですが、綺麗な日本語で話すよりも場の空気を優先して話しています。

元々原稿というほど立派なものは作る習慣がなく、話す流れをポイントを絞って箇条書きにしているので、読み上げることはできません。

臨場感を大切に、その時間を共有できたからこそ伝わることがあると信じて話すことを大切にしています。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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