「BLUE GIANT」に学ぶ、ひたむきな圧倒的行動力
2019年4月6日
カテゴリー: 自分磨きコラム
平成も残すところ25日。
私は普段西暦を使うことが多いので、元号に特別なこだわりはないのですが、やはり新しい時代の幕開けは気になります。
「来月からの令和がどんな時代になるのか」
「その中で自分がどう生きていくのか」
色々と想いを巡らせています。
そんな中、夫から薦めてもらった漫画があります。
「BLUE GIANT」です。
2013年に第一巻が発売されていることもあり、読んだことがある方が多いと思いますが、私は今回初めて知りました。
正直なところ、ジャズは夫に誘ってもらって数回ライブに行ったくらいなので読むかどうか迷ったのですが、帯に書かれていた言葉を見て直感的に読もうと決意!
「必死に真摯に音を出す。ジャズ成長物語。」
この「必死に真摯に」という言葉が、今の私に必要だなと思えたのです。
「行動力」に対するジレンマ
何かで結果を出すためには「圧倒的行動力」が必要だとよく言われています。
このことについては私も同じ気持ちを持っていますし「なぜ圧倒的行動力が必要なのか」ということも十分理解はしています。
ただ、理解していても実際に「量」にこだわって行動することは、そう簡単ではありません。
実際、3月の行動を振り返ってみましたが「量」にこだわって行動したいと気持ちとは裏腹に、もうひと踏ん張りできないことが多かったです。
簡単にできないからこそ、できる人が結果を出せる。
そう頭で理解していても、心が動きませんでした。
「なぜだろう?」
振り返ってみても、ピンとくる理由はみつかりませんでしたが、もしかすると規則正しい生活に甘えが出てしまったのかもしれません。
この3月は久しぶりに日中フルタイムで仕事のスケジュールが入り、会社員時代の働き方に戻ったような感覚もあって生活のリズムが整っていました。
その影響もあり「外勤の仕事が終わったら1日終わり!」と一気にオフモードになったのだと思います。
そんな心境になる日が多く、自分との約束(例えば記事更新やサービスメニュー設計など)が後まわしになることが増えました。
仕事がやりがいを感じ、その仕事に集中していた結果とも言えますが、これではフリーランスとしては生きていけません。
「4月はもっと行動したい!」
気合を入れ直した私は、4月からTwitterで「#早起きチャレンジ」をはじめました。
おはようございます。#早起きチャレンジ 6時10分起きでスタート🙋♀️ 今日の #朝活 は、明日の面談シート作り❗️見本より粒度が細かくし過ぎて収集つかなくなってきた😂 でも頑張る💪
— 宮治 有希乃|人と組織の自走力を高める人 (@ymiyaji7920) April 4, 2019
で、今日の夜は久々の美容院💇♀️ 髪を切るか伸ばすか…。オーダー直前の直感で決めよう😁 いつもの直感パターンだ(笑)
会社員時代は5時30分には起きて、7時30分には出勤するという生活を送っていましたが、実はフリーランスになってから不規則極まりない朝を過ごしていました。
こんなだらしない生活を一新しようと、4月からは早起きをして朝に自分がやりたいことをやるようにしています。
早起きすることを誰かと約束したわけではないのですが「#早起きチャレンジ」のタグのおかげで、起きる動機付けができました。
そして、実際に起きれるようになって、行動できるようになってくると、やりたいことが湧いてきています。
「#早起きチャレンジ」で検索すると他の方の朝活の様子を知ることもできるので、それも楽しみのひとつです。
「圧倒的行動力」というにはまだまだ遠いですが、朝起きしてやりたいことができていることが自信に繋がってきています。
また、冒頭でご紹介した「BLUE GIANT」からもたくさん刺激をもらったので、これからの行動を加速していけそうなエンジンを自分の中に搭載できました。
できるできないではなく、やり続ける
「BLUE GIANT」は、音楽経験のないバスケットボール部の高校生が、ジャズに魅せられて世界一のサックス奏者を目指し、がむしゃらにまっすぐに努力し続ける成長物語です。
雨の日も風の日もどんな日でも毎日ひたすらサックスを弾く。
楽譜も全く読めないし、何の知識もないけれど、とにかく全身でサックスを弾く。
できるできないではなく、やる。
そうすることで、おのずとできるようになってきて、強い気持ちが人に伝わっていく。
エネルギーが循環していき、心の響いていく。
そんな世界が描かれていました。
「質より量」というのは、まさにこれ!
本の中からサックスの音が聴こえてくるような臨場感を感じながら、気がついたら日本編10巻を一気に読み終えていました。
物語の中では、主人公のサックス奏者のほかに、超素人からドラマーを目指すバンドメンバーの話も描かれています。
世間的に評価されはじめたメンバーの中で、自分だけ明らかに素人レベル。
明らかに自分が足を引っ張る形になる中で、必死にがむしゃらに努力し続ける姿に、私がここ3年くらい諦め続けていたあるチャレンジが蘇ってきました。
それは「札幌ドームで踊る」こと。
私が二の足を踏み続けているチャレンジです。
運動は苦手。すこぶる身体が硬くリズム感もない私ですが、ダンスには興味があるのです。
その興味は「大好きなファイターズに関係するところで踊りたいな」とどんどん具体化してきています。
ただ、どうしても不安がぬぐえず「日程が合わない」「レッスン場所が微妙に遠い」など言い訳を並べて、チャレンジしていませんでした。
でも、答えは決まっています。
「できるできないではなく、やる」 「やり始めたら、やり続ける」 「途中で中断しても、再開する」 |
グループで踊る中、ひとりだけ踊れずに迷惑かけるかもしれませんが、やる前から踊れないことを前提としていたら踊れるわけがないですよね。
今回、「BLUE GIANT」を読んで決心がつきました。
今年も札幌ドームで踊れるレッスンが開催されたら、チャレンジします!!
日程が調整できない仕事とレッスンが重なることが連発しているので、タイミングが合うことを願うばかりです。
これまで以上に優先度上げて調整していきます。
ということで、お仕事もプライベートも、やりたいことがあふれる平成最後の1ヵ月。
「圧倒的行動力」を意識して、駆け抜けます!
▲2019年開幕セレモニーのひとこま。後方のカラフルな方たちの仲間に入るかどうかも迷っていたけれど、開幕戦に集中したくてやめた私です。ここでYMCAとか踊れたら楽しいだろうなとイメージしながら、まずはストレッチから始めます。
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宮治 有希乃
組織育成パートナー
ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。