「キャリコンフェス2021春」で再認識したキャリア支援に関わる覚悟

  • X
  • Facebook
  • リンクをコピー

2021年5月16日に所属しているキャリコンサロン主催の「キャリコンフェス2021春」に参加しました。

「キャリコンフェス」とは、2019年から毎年開催されているキャリア支援者の学びとネットワーク作りのイベントです。

開催を重ねるごとにパワーアップしているイベントですが、まさか8プログラムも用意されているとは思ってもみなかったので、ただただ驚きました。

さらに参加者も300名越え!

オンライン開催で聴講型のプログラムが多い中、Zoomのチャット機能やTwitterを通じて参加者の考えや想いを共有し合うことができたのがとても刺激になりましたね。

また、今回は参加者としてだけではなく、一部運営に携わることができたもの貴重な経験となりました。

本当にありがとうございました。

今回のイベントについては、キャリコンサロンの公式サイトに掲載されている開催レポートをご覧くださいませ。

当日の雰囲気が伝わるレポートですよ。

キャリアコンサルタントとしての覚悟はあるか

私が参加したプログラムの中で心に残っているひとつが、宮城まり子先生の「キャリア支援者に求められる質の向上と自己教育力」

私はキャリアコンサルタントを専門職だと認識しています。

それゆえに、常に知識をブラッシュアップさせ、研鑽を重ねる必要がある職業だと捉えていましたが、講座を受けて「視座が低い!」と痛感しました。

特にキャリアセッション後の振り返りが甘い!甘すぎる!

宮城先生もおっしゃっていましたが、キャリアセッションはクライエントの役に立たなければ何の意味もありません。

そのため、必ずセッション後は振り返りを行っていますが、スーパービジョンを受けることはしていませんでした。

「スーパービジョンを受けたのはいつだろう?」とずっと思い返しても思い出せないほどです。

「お願いする人がいない」ということもありましたが、一番は自分が築いてきたものを確認していただく勇気が持てなかっただけだと思っています。

今回、宮城先生からスーパービジョンや事例検討会の具体的な話をお聞きすることができ、独りよがりの振り返りはもうやめようと決意することができました。

キャリコンサロンには尊敬できる素敵なキャリアコンサルタントや技能士のメンバーが多数在籍しているので、スーパーバイザーになっていただきたい方にお声掛けしていきます。

キャリアコンサルタントは生涯にわたり自己研鑽が必要不可欠な職業です。

どんな自己研鑽をしていくのか。

その内容はキャリアコンサルタントとしての覚悟が問われるものであり、常にクライエントの役に立つための学びであることが重要だということを肝に銘じてこれからも学び続けます。

研修コンテンツ開発に向けて

そしてもうひとつ、私の心が動いたプログラムもご紹介します。

キャリコンサロン研修部の杉島部長による「キャリア支援者に必要な研修構成力」です。

特に「研修を自分事化するための構築サイクル」は、改めてとても勉強になりました。

実践重視の研修コンテンツを好む私は、普段から「自分事化」に注力しているので、学びの内容すべてが共感しかなかったからです。

限られた時間ではありましたがグループセッションもあるプログラムだったので、参加者の皆さんと情報交換できたのも今後の参考になりました。

研修コンテンツ開発は自営事業で取り組んでいますが、今回の学びを通じてキャリコンサロン 北海道支部の活動としても北海道の企業様のお役に立てるものを開発できないだろうかという想いが湧いてきています。

そして、このツイートをきっかけに、他の支部からも賛同の声が集まったのが嬉しかったですね。

単に知識を得るだけではなく、新たな目標もできたキャリコンフェス!

これからの活動に繋がる学びとなりました。

次回は2021年秋に開催予定なので、とても楽しみです。


プロフィール
ReOS LABOの提供サービス
お問い合わせ・お申し込み


ReOS LABOのコミュニケーションスタイル診断
  • X
  • Facebook
  • リンクをコピー
宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

プロフィール詳細を見る

関連記事

カテゴリー

月別アーカイブ