【連載企画#23】秋といえば〇〇~キャリア・人事領域の本10選~

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この記事は、キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」内で発足された「編集部」の【note週イチ投稿企画】で執筆した記事をベースに掲載しています。

秋といえば?

春夏秋冬の中で、一番好きな秋がやってきました!

食いしん坊の私にとって味覚の秋はパラダイスですし、暑がり&寒がりなので、程よく服装で適温を調整できる秋はベストシーズンなのです。

そのため、秋といえば真っ先に食べ物系の単語が浮かんできたのが正直なところなのですが、キャリコンサロン編集部では頻度高く食べ物ネタを盛り込んできていますので、今回は違う路線してみることにしました。

「秋といえば……」

芸術?スポーツ?紅葉?コスモス?お月見?ハロウィン?……etc

色々と思いつきましたが、今回は鉄板中の鉄板の「読書」に決定!

ということで、私が愛読している人事・キャリア領域のオススメ本をご紹介していきます。

キャリア・人事領域の本 10選

【1】対人援助の現場で使える 質問する技術 便利帖

キャリアコンサルティングや人事面談などの場面で役立つヒントが詰まった本です。

この本を読んでから、事実の整理がしやすくなったり、感情の解像度が上がったように感じています。

質問する技術の他にも、傾聴や承認に関する本もありますよ。

【2】LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

先日受講した「LIFE SHIFT JOURNEY」をきっかけに読み返したベストセラー本です。

人生100年時代をどう生きていくか。その舵取りをするのは自分自身なんだという原点を考えることができます。

結構読みごたえがある本なので、「まずはサクッとエッセンスをつかみたい」という方は、漫画版から読んでみてもよいかもしれません。

【3】最適なキャリアデザインのための パーソナルSWOT

SWOT分析は事業立案の時に活用するフレームワークでしたが、この本を読んでから個人のキャリアデザインを考える時にも活用できるようになりました。

自分だけの強みや戦略を考えたい方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

【4】図解 人材マネジメント 入門

人事の基礎を体系的に学びたい方にオススメの本です。

項目ごとに内容が完結しているので、必要な部分だけを読める手軽さもあります。

特に人事担当者は手元に置いておいておくと、辞書代わりにも使えると思います。

【5】人事の組み立て

事例や統計などファクトをベースに人事実務を学びたい方は必読本ではないかと思います。

私は「ジョブ型」について勉強したく手に取った本ですが、過去60年に渡り、日本が失敗してきた人事の歴史なども勉強でき、視野が広がりました。

【6】意外とわかっていない人のための 人事・労務の超基本

日常的に起こりうる人事・労務トラブルへの対処法や改善策を考える時に役立つ本です。

「超基本」と題している通りレギュラー対応が中心なので、物足りなさはありますが、人事担当者としては絶対に抑えておきたい内容が散りばめられています。

【7】採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本

IT業界で採用に携わっているのであれば、必携することを心の底からオススメしたい本です。

ITエンジニアリングの知識ゼロでも、この本を読めばエンジニアと深いコミュニケーションが取れるようになり、必要要件のヒアリング精度も格段に上がります。

求人票もエンジニアにより刺さる文章を書けるようになりますよ。

【8】リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術

自律的な組織開発を実現したい人事の方に、1度は手に取っていただきたい本です。

率直な感想としては「学習する組織」の方が、内容が濃く本質的な本だと思いますが、組織開発の入門編としてはポイントがまとまっていると感じました。

【9】さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

組織で働く人々の強みを把握し、組織づくりの参考にするケースが増えてきています。

人事として担当する機会もあると思いますが、自分のことを客観的に把握できるので、個人で受験するのも興味深いと思います。

まだ受験していない方は、この機会にいかがでしょうか?

【10】仕事で成長し続ける52の法則

最後にご紹介するのは、私の心の土台を造ってくれた和田裕美さんの本です。

和田さんから直接学んだ陽転思考は、人事として精神的に厳しい対応をしなければいけない時に心の支えとなりました。

和田さんの本はどれも好きですが、1番読み込んだこの本をご紹介します。

ハマっている朝の多読習慣

ちなみに読書といえば、2021年は毎朝5冊~8冊の本を多読する習慣が身につきました。

1度読んだ本を中心に読んでいて、1冊あたり読み進めるのは2ページ程度ですが、知識が偏らず、かつ様々な本の情報がリンクして視野が広がっています。

この秋はビジネス本と合わせて積読中の小説も読み進めているので、「読書の秋」を満喫できそうです。


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宮治 有希乃の写真

宮治 有希乃

組織育成パートナー

ITベンチャーと人材ビジネス業界で11年間、組織人事・キャリア領域に取り組み、2018年に独立。現在は中小企業向けに、関係の質を高める組織育成プログラムを提供中。「関係の質」を高める「コミュニケーションスタイル診断」を活用し、研修やコンサルティングを通じて組織パフォーマンスの向上と健全な職場環境づくりを支援している。

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